街と里山の共生「はるひ野」
「はるひ野」は、多摩NTへの都心からの入口エリアに隣接した1km四方ほどの区画整理事業で生まれた新しい街。街は、一般住宅街区、マンション等の建設を想定した計画住宅街区などで構成されています。街の特徴としては、外周の半分程度を緑地が囲み、地区内の公園の存在とあわせ緑の豊かなことです。都心から比較的近い立地を活かしながら、「街と里山との共生」をテーマとして都市機構が中心となって、街づくりが進められつつあります。
■はるひ野開発概要
■総開発面積/約80.5ha
■計画人口(計画戸数)/約8,800人(約2,689戸)
■ 用途地域 第一種低層住居専用地域(40/80・50/100)第一種中高層住居専用地域(60/200)第二種住居地域(60/200)近隣商業地域(80/200)
「はるひ野」内の公園。街区には、小さい子供が安心して遊べる場所が備わっている。 |
また、駅前の商業施設や小中一体となった学校の着工も進みつつあり、公共施設と利便性も整いつつあります。
現在はるひ野では、駅前のゾーンにオーセントコートはるひ野(伊藤忠都市開発 ノエル 川崎市麻生区)とレクセルはるひ野フェスタ(扶桑レクセル 川崎市麻生区)の2物件が販売をスタートしています。
同地区の開発の規制の関係で、両物件とも90m2以上の広いプランが住戸の中心で、レクセルはるひ野フェスタは最大127m2台。ともに中層のゆったりしたフォルムになっています。
人工池を中心とした街並み「越谷レイクタウン」
「越谷レイクタウン」は、JR武蔵野線南越谷駅の東方約2kmに位置し、JR武蔵野線「越谷レイクタウン」駅を中心に都市機構が中心となって街づくりが行われています。地区計画として、建築物の建築などについて独自のルールを定め、地区を11地区に区分。建物の景観と道路や公園等の公共施設が一体となった街区構成になっています。
「越谷レイクタウン」の計画図。調節池を中央に、親水文化都市を目指した街づくりがスタートする |
特徴的なのは、調節池を街の中央部に配し、水辺の多い街並みになっていること。駅前には、見田方遺跡公園もでき親水文化都市として街づくりを目指しています。
商業エリアにはイオンによる超大型の複合商業施設が予定されています。
■越谷レイクタウン開発概要
■総開発面積/約225.6ha
■計画人口(計画戸数)/約22,600人(約7000戸)
■事業年度/平成11年度~平成25年度(清算期間除く)
D’グラフォート レイクタウンの外観完成予想図。調節池に面したロケーションで、街のランドマークたるフォルム。 |
当プロジェクトは、2006年度の環境省の新規モデル事業「街区まるごとCO220%削減事業」の第1号に採択され、街区全体に太陽熱を利用する「街区住棟セントラルヒーティングシステム」を利用しています。住戸内で使うエネルギーを一括購入することで、一般の価格よりも安く購入でき、使用料が割安になります。キッチンも浴室も火を使わない安全設計にもなっています。