ブランド重視派よりも立地やランドスケープ重視
当サイトで11月に行ったアンケート結果によると、中古マンションを選ぶ際の重視のポイントは、売主やブランドよりも、立地やランドスケープ、耐久性などの構造を重視しています。当サイトのアンケート 中古マンションの購入の際に何を重視しますか(2007年11月実施) |
このアンケート結果では、中古マンションを検討する方は比較的エリア指定の人が多く、立地に対するこだわりが強い、ということが読み取れます。
また耐久性の高いマンションの登場で、築年数よりもコンクリート強度などの耐久性を重視しています。
ただし、前頁の表でもわかるように、購入者から評価されるブランドは、耐久性や立地、ランドスケープも評価も高いもの。ある意味、中古流通時点での評価も受けやすいとも考えられます。
ガイドが思うブランドとは、購入の際の納得度を引渡し後の満足度が勝ること。竣工前の契約になるケースの多い新築マンション購入では、入居後のいい意味でのギャップがあることも高いブランド評価につながるのではと思います。
ヒューザーのマンションでも高評価
ヒューザー売主の耐震偽装問題が発覚して2年。建て替えがようやく完了した物件も出てきています。幸いにも、耐久性に問題がなかったヒューザー売主のマンションの中には、築5年以上経過しても、購入時と中古流通価格が変わっていないマンションもあります。供給大手ディベロッパーの新ブランドスタートなどブランド競争は激化しそうですが、立地や耐久性といった本質的な部分も、マンション選びの際には重視したいところだと思います。
**お知らせ***
マンショントレンド情報では、月2回、最新記事のお知らせやコラムの載っているメールマガジン(無料)を配信中です。申込みはこちらからどうぞ!
【関連記事】
建築費上昇?欲しいマンション設備はコレ!
価格横ばい?中古マンションが狙い目!
2007年マンション価格は上がるのか? 2006年マンショントレンド総括(前編) 2006年マンショントレンド総括(後編)
【関連サイト】
オリコン 顧客満足度の高いマンションブランドランキング