首都圏1位はプラウド
ここ最近のマンション供給者側の動きで、注目したいのが新ブランドの投入。購入者の選別化が強まる中で、自社ブランドの確立は大きな課題でしょう。調査会社のオリコンでは、今年の5月に過去5年以内に新築マンションを購入した方を対象に、満足度調査を実施しています。(サンプル数5,050件)
首都圏マンション 顧客満足度の高いマンションブランドランキング(首都圏) (出典:オリコンCSランキング 2007年5月発表) |
サンプル数が30人未満のものは除外されていますので、供給戸数が少ない企業はランキングの対象外になっています。
首都圏では、野村不動産の「プラウド」がトップ。2位が三井不動産レジデンシャルの「パーク・ホームズ」、3位が東京建物の「Brillia」となっています。
野村不動産の「プラウド」は、大手の新ブランドの代表例。エリアの中でも評価の高い立地での供給が多く、立地の特徴を活かした商品企画にも定評があります。「世界一の時間」をテーマに「プラウドタワー二子玉川」のように、街並みと調和したデザインなどで人気があります。
「パークホームズ」は、三井不動産レジデンシャルの主力ブランド。1975年からスタートし、住みやすさなどベーシックな部分を基本に、時代に合わせて進化しています。
東京建物の「Brillia」シリーズは、「洗練」「安心」をテーマに、品質管理の部分でも、自社と第三者機関のチェックのみならず、「現場見学会」で購入者自ら施工状況を確認できる体制をとっています。
では、それぞれのブランドがどういう点で購入者に支持されたかを次のページで紹介します。