不妊症/男性不妊の原因・検査法

不妊治療、精子(精液)検査について(2ページ目)

精子の検査を受けたことのある男性が少ないために不妊治療時の問題につながることがあります。本日は精液検査について説明してまいります。

執筆者:池上 文尋

検査の方法


検査はクリニックに精液検査をしたいと行って電話で予約をすれば指示があると思います。

一般的に精液検査は、通常3~5日間の禁欲後に行います。検査不良例では体調面などの影響がありますから、2~3回行って総合的に判断します。

精子の採取法は、用手法(マスターベーション)により専用の容器に採ります。自宅で採る場合は1時間以内に身体の近いところで温めながらクリニックに持って行きます。(36~7度で活発に動くので低い温度になると運動率が下がるためです)よってクリニックの専用ルームのあるところでの採取が最も理想的です。
PCO


最後に


男性側からすると検査をするのが「恥ずかしい」という気持ちが強いのは同じ男性としても理解は出来ますが、女性は男性よりももっと大変な検査をしています。それを知っておく必要はあるかと思います。

血液検査やレントゲン、超音波の検査は普通に行うのになぜ精液検査を行わないのかが不思議な感じです。少子化が叫ばれる今、男性も全員一度ぐらいはチェックしておくべきだと思います。

ちなみに私も以前きちんと受けましたが検査をしてみて、受けることにより安心する部分も大きいですね。


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