虫歯/虫歯に関するよくある質問

歯を抜いた後に注意することって何?(3ページ目)

親知らずや歯を抜いた後に注意したほうが良いことがあります。誤ったことを自分ですると1ヶ月以上も痛くなってしまうこともあります。歯を抜いた後に注意する点についてガイドが解説します。

丸山 和弘

執筆者:丸山 和弘

歯科医 / 歯の健康ガイド

抜いた後もズキズキ痛むときは要注意

ドライソケット
歯を抜いて4日以上過ぎてもズキズキしていたら、もう一度歯医者さんで診てもらいましょう
歯を抜いた後の2日程度は痛みが残るかもしれませんが、1週間もズキズキした痛みが続くようであれば、「かさぶた」がうまく出来ていない「ドライソケット」と呼ばれる状態かもしれません。

親知らずなどを抜いた後にまれに起こり、「かさぶた」がないために、抜いた穴がなかなか塞がらず、骨の一部分が外から見えてしまっていることもあります。抗生物質などの薬剤を抜いた穴の中に入れたり、再び麻酔をしてから穴の中をきれいにするなどの治療を行ないます。

「ドライソケット」がひどい場合には、歯を抜いた後、1ヶ月以上も痛くなる場合もあります。完全に予防することは難しいので、抜いた後にズキズキ痛みが続いていたら、すぐに歯医者さんに診せるようにしましょう。


-関連リンク-
歯の治療のウソ?ホント!
歯の治療の基礎知識Vol.1「PMTC」って何?
歯の治療の基礎知識Vol.2「親知らずの痛みを予知する!?」
歯の治療の基礎知識Vol.3「親知らずは抜くの?抜かないの?」

【歯の健康 人気記事ベスト5】
 1位: 「歯石取りのウソ? ホント!」
 2位: 「素朴な疑問!歯の神経はどうやって取るの? 」
 3位: 「肌年齢より気になる「歯年齢」をチェック!」
 4位: 「歯の治療のウソ?ホント!」
 5位: 「タバコのヤニや歯の汚れをキレイにするには?」
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で虫歯対策用品を見るAmazon で虫歯対策用品を見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※当サイトにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。
免責事項

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます