虫歯/虫歯に関するよくある質問

歯を抜いた後に注意することって何?

親知らずや歯を抜いた後に注意したほうが良いことがあります。誤ったことを自分ですると1ヶ月以上も痛くなってしまうこともあります。歯を抜いた後に注意する点についてガイドが解説します。

丸山 和弘

丸山 和弘

歯科医 / 歯の健康 ガイド

地域密着型の現役歯科医師。小さな子どもの虫歯予防からお年寄りの入れ歯相談まで、数多くの症例と日々向き合い、1995年より臨床一筋。虫歯、親知らず、口内炎、歯周病などを防ぎ、歯の健康を守るための基礎知識や、歯の治療に関する情報をわかりやすく解説します。

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前回の記事「親知らずは抜くの?抜かないの?」で親知らずを抜く概ねの基準を示しましたが、今回は親知らずを抜いた後の注意点を解説します。

擦りむいて出来た傷と同じ?

歯の抜く道具のイメージ
怪我が治るのも、歯を抜いた後の穴が塞がっていくのも同じといえます
子どもの頃、遊んでいてよく膝を擦りむいたりした時に治っていく過程を思い出してください。歯を抜いた穴が治ることも同じようなものであることがわかります。
    初めに血が出る
    歯を抜いた時にも初めは血が出てきます。

    しばらくすると「かさぶた」になる
    歯を抜いた穴には出血によって血の塊(血餅)というものが出来ます。これが「かさぶた」の役割をします。

  1. 「かさぶた」が自然に取れてさらに治っていく
    歯を抜いた穴の血餅は自然に吸収され、穴が綺麗にふさがっていきます。
  2. このようにどちらも同じように治っていくのです。

    >>次のページは、「歯を抜いた後の注意点」>>
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