ドライアイ/目の健康・アイケア

ピンホール法で眼を鍛える(2ページ目)

視力回復メガネとか、穴あきサングラスといった名称で、ピンホール法を応用したいろんな商品が販売されています。その視力回復のしくみや、トレーニング法など、話題の視力回復ツールをとりあげます。

執筆者:高林 克枝

ピンポイント法を活用したツールトレーニング

トレーニングの過程では、意識的に視線の移動をしてください。なお、これらのツールは、一般的に、1日に10分から20分間の使用を続けることがすすめられています。

1. インテリアで、視線を移行するトレーニング
室内にあるテーブル、ベッド、椅子、棚など、ぐるっと配置をみまわします。
近くにあるものから、遠くにあるものへ、目の移動を意識的にゆっくり行います。そして、今度は遠くから近くへ、視線を移動します。

2. スティックの先端に焦点を置くトレーニング
ペンや、お箸、ストローなどのスティック状のものを使用します。
スティックの下部分を片手で持ち、視線に沿って平行になるように、持ち上げます。そして、スティックの先端を自分にゆっくり近づけていく。先端がぼやけたら、ゆっくり遠ざけていきます。それを何回か繰り返します。

3. 放射状に視線をまわすトレーニング
室内で、ツールを装着して、まっすぐ前を見て、物や場所に焦点を定めます。そこから視線を上方にゆっくり移動させ、またもとの焦点にもどります。

今度は、上方から右上45度ぐらいのところに視線をゆっくり移動させ、中心まで戻ります。次に、上方から右側へ視線をゆっくり移動させ、再度中心まで戻ります。放射状に視線を移動しながら、時計まわりに360度まわします。

ピンホール法は、視力回復や眼精疲労の助けとなるかもしれませんが、視力矯正などの効果を期待することはできないと思われます。また、誤った使用法により、目の健康をそこなうこともありますので、専門医に相談して、適切な診断やアドバイスを受けることをおすすめします。

【ご注意】
・暗いところで使用しない。目が悪くなり、逆効果です。
・運転中などに使わないようにしてください。

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