視力ダウン？ 目の調節力を補う方法とは(2ページ目)

そもそも「monovision」とは？

まだよい日本語名がないのですが、「monovision」は簡単にいうと、片眼で近くを見て、もう片眼で遠くを見るという考え方です。

「monovision」コンタクトレンズは近眼の場合、片眼だけ遠くが見えるように補正して、もう片眼は近くの文字が見えるように補正します。遠方視力用と近方視力用に別々に補正した場合に比べると、見え方はやや不鮮明ですが、メガネを掛け替える必要がないのは便利です。大きなレンズも不要なので、見た目もスマートかもしれませんね。

コンタクトレンズで試してみよう！

コンタクトレンズで試してみよう！

「monovision」で右を遠方視力用、左を近方視力用とした場合は、遠くを見る時は右目の像を重視して、頭の中で画像を作らなくてはいけません。一方、近くを見る時は左目の像を重視して頭の中で画像を作らなくてはいけません。これは実際、体験してみないとわかりませんので、興味のある方は手軽に「monovision」コンタクトレンズを試してみるのもよいかもしれません。

このコンタクトレンズは眼科で処方してもらう必要があります。まずは自分の「効き目」が左か右かを調べて、効き目の方を遠方視力用にしてもらいましょう。ただし、効き目の遠方視力が低い場合は、効き目が近方視力用となります。

診察代を別にすれば、使い捨てコンタクトレンズだと片眼で30枚3000円、両眼でも6000円（3000円×2）の負担で試す事ができます。

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