水を飲んでも太るといわれるそのワケ

水は飲んでも太らない!
水は飲んでも太らない!
つまり、「水をのんでも太る」と思っている人は
「自分が実際に食べている量」と「自分が実際に食べていると思っている量」の間にずれがあるということです。

ダイエットは脳でする その1~食欲を感じる仕組みでお話しましたが、人間の食欲は、
  • 実際に食べ物が体に入ったことを神経か血液を介して脳の視床下部という所が認識すること
  • 今までの経験や記憶、価値観、それに伴った好みを脳の大脳皮質という部分で処理して、視床下部に指令を送ること

の2つでコントロールされているのです。

人間は、ほかの動物に比べて脳が発達しているので、後者の部分の比重が大きいと考えられています。だから、「いままで食べておいしかった」とか「なんとなく食べたい」とか、そういった今までの記憶や習慣、気持ちといった、ある意味高い脳の機能が、実際の食物を介して送られるカラダの情報を超えてしまうのだと考えられています。

つまり、「水を飲んでも太る」と考えている人はこの脳の高次機能によって「実際に食べている量」より「自分が食べていると思っている量」が少ないという錯覚を起こしているということなのです。


認識のずれをチェックする

それでは、今度はこの「認識のずれ」を自分が起こしていないかをチェックしてみましょう。

□ 食事の量は少ないけれど、実は間食の回数と量が非常に多い。
□ 間食を間食としてカウントしていない(「これはちょっとだから食べたことに入らないよね?」など)
□ 間食はしていないと思う。でも、仕事をしながらジュースや砂糖の入ったコーヒーはよく飲んでいる。

また、認識の「ずれ」ではないですが、同時に陥りやすい「クセ」もあわせてチェックしてみましょう。

□ 目の前に食べ物があると、つい手が伸びてしまう。
□ イライラするとつい食べ物に手が伸びてしまう。
□ 仕事をしながら、テレビを見ながら食べてしまうなどの「ながら食い」が多い。

さて、いかがでしたしょうか?


自分の行動パターンを理解しましょう

それではこの行動と認識の「ずれ」や「クセ」を自分で把握するためにはどうしたらいいのでしょうか?

一番のオススメは、とにかく1週間、3日でもいいので、自分が食べたものを書き出してみることです。この際、時間に沿って書いてゆくのが良いでしょう。書き出してみて初めて、自分の食べている量や、食べ方のクセがわかることも多いようです。

ダイエットを目的としている方は、これに加えて一日数回、決めた時間に体重を量ってグラフにするといいでしょう。クセを直してゆくと体重が減ってゆくことが多いので、励みになります。

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ある意味、「水を飲んでも太る」という意見は脳の発達した人間らしい意見なのかもしれませんね。

参考文献;肥満の科学~肥満症治療のアプローチ



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