「週末うつ病」をご存知ですか?仕事、仕事で休日も楽しめない、という人は「週末うつ病」の可能性も!せっかくの休日なのに、気がつけばいつも仕事のことが気になってしまう。やりかけた仕事が気になって、休日でも出勤せずにはいられない。このように、休日なのにプライベートタイムを楽しむことができず、仕事や雑事が気になって精神的に不安定になってしまうことを、「週末うつ病」などと呼びます。不況の続く現代では、「いつ解雇されるかもしれない」「左遷されたらどうしよう」と不安を抱える人も多いでしょう。そのため、休日にも仕事から頭が離れなくなってしまうのも無理はありません。また、トレンドや最先端の情報を扱う業界の人や、ライバルの多い職場で働く人、責任ある地位に就いている人も、このシンドロームにご用心を。人に遅れをとってはいけない、いつもトレンドを追いかけていなければならない、と気があせり、週末にも仕事に手をつけずにはいられなくなってしまうのです。日曜の夜になると憂鬱になるタイプは?シングル女性が孤独を一番感じやすいのが、「日曜の夜」もうひとつ、別の「週末シンドローム」をご紹介しましょう。日曜の夜、テレビから『サザエさん』のテーマソングが聴こえてくると、「明日からまた会社か」と憂鬱になってしまう。こんなことに心当たりはありませんか? このように、日曜の夜になると憂鬱が深まり、精神的に不安定になってしまうことを、「サザエさん症候群」などと呼びます。このシンドロームは、一般的に、性格がまじめな一人暮らしのシングル女性に多いといわれています。週末を楽しく過ごしたとしても、日曜の夜には、翌日の仕事に備えてそれぞれの家に帰らなければなりません。このとき、楽しかった週末とウィークデイのつらい仕事のギャップを思うと、どうしても気持ちが落ち込んでしまうのでしょう。休日最後の夜を一人で過ごすことの「孤独感」も、憂鬱を深くする要因です。忙しい人でも、家族やパートナーがいれば、日曜の夜(『サザエさん』の始まる頃)には、それぞれの巣に帰ります。それだけにこの時間、一人暮らしのシングル女性は孤独が胸に迫ってしまうのです。では、こうしたシンドロームから解放され、休日を楽しく過ごすには、どうしたらよいでしょうか? それについては、次のページでみていきましょう。次のページでは、「週末シンドローム」の切り抜け方についてお話いたします>>次のページへ12次のページへ