ストレス/ストレスチェック・自己診断

寝相であなたのココロが分かる!?

いつもとっている寝姿勢に性格が表れる、というユニークな説を紹介します。また、起きたときに疲れが残ってしまう人が注意したいポイントも、ご紹介!

大美賀 直子

執筆者:大美賀 直子

公認心理師・産業カウンセラー /ストレス ガイド

4つの寝姿勢、あなたはどのタイプ?

王様のように眠る
王様のような姿勢で眠るあなたは、幸せ者!?
あなたはいつも、どんな寝相で寝ていますか? 寝姿勢によって性格判断ができるという面白い研究報告があります。1970年代、アメリカの精神科医ダンケル博士が行ったものです。それによると、人の寝姿勢は以下の4つに分けられるといいます。

● 王様型
<<大の字で仰向けになって眠る>>

気持ちが開放的で、自分に自信を持っている人がとる寝姿勢です。精神的にも安定しています。

● うつぶせ型

<<うつぶせになってベッドを支配するような姿勢で眠る>>

この寝姿勢は、支配心の表れだと言います。几帳面で、正確に物事を処理するのを好み、無理を避ける傾向があります。

● 半胎児型
<<足を少し曲げて横向きで眠る>>

最も寝返りをしやすく、内臓を守りやすい寝姿勢です。常識的で、社会にうまく適応している人がとりやすい姿勢です。一方で、病気のときや不安が募るときにも、この姿勢をとることが多いようです。

● 胎児型
<<横向きで体を丸め、内臓や顔を隠すようにして眠る>>

このタイプは、自分自身を解放できず守りに入っています。また、生活を楽しんだり、困難にもあえてチャレンジしようとする気持ちを持てず、消極的になっています。

自分が楽な姿勢で寝ればOK

寝返りは1日20~30回
睡眠中に何度も寝返りをするため、同じ寝姿勢をとり続けることはない
上の4タイプを見て、自分の寝姿勢と性格に関連性を見出せましたか? もちろん、上の説だけで性格を計れるものでもないので、参考程度に捉えるといいでしょう。

私は、性格そのものより、その時々の心理状態が、寝姿勢に関係するように思います。たとえば私自身、ストレスがなくて順調なときには、仰向けで寝ていることが多いですし、悩みやストレスを抱えていると、胎児のように丸まって寝ていることが多いと感じます。

しかし、人は寝ている間に20~30回も寝返りを打つため、一つの姿勢をとり続けているわけでもありません。安眠できる寝姿勢も人それぞれですし、どの姿勢をとればよいとも、一概には言えないでしょう。

しかし、起きたときにいつも疲れが残っている場合には、ちょっと要注意です。そのポイントについては、次のページで見てみましょう。
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