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3種類のアロマテラピーで快眠生活!(2ページ目)

ストレスがたまると寝つきが悪くなり、眠りも浅くなります。さらには朝なかなか起きられないことに……。そんな時にはぜひ、アロマで脳をリセットしましょう! グッスリ眠って、スッキリ起きられるようになりますよ。

坪田 聡

執筆者:坪田 聡

医師 / 睡眠ガイド

それでは以下で、快眠を助ける3種類のアロマテラピーをご紹介しましょう。

ストレスや興奮を落ち着かせて眠りに誘うアロマ・バス

アロマバス

アロマとお風呂の相乗効果が期待できます

こわばった心を解きほぐし、華やかさと明るさをもたらしてくれる、ローズ・オットー。気持ちを落ち着かせてくれ、気分転換にも役立つベルガモットも、おススメです。

■精油
ローズ・オットー、またはベルガモットを6滴

■方法
38℃前後のややぬる目のお湯を張ったバスタブに、精油を落とします。肩までしっかりとつかりましょう。バスルームの床の隅に精油を数滴たらしておいても、入浴中に心地よい香りが立ち上ります。

■注意
ローズ・オットーは、妊娠中の人には使用禁止です。ベルガモットには、光毒性があります。

■その他のおススメ
ラベンダーやマージョラム、カモミール・ローマン、スペアミント、サイプレス、ローズマリー、ゼラニウム、サンダルウッドなどがあります。

眠りが浅い時に効果的なアロマ吸入法

ラベンダー

アロマ初心者の方には、ラベンダーがお勧めです

酢酸リナリルを含んでいる精油は、神経の高ぶりを鎮めてくれます。また、ラベンダーとクラリセージは頭痛や肩こりに、クラリセージとプチグレンはニキビや頭皮ケアにも効果があります。

■精油
ラベンダー、クラリセージ、プチグレンのうちから、好きな香り1~2種類を3滴ずつ

■方法
眠る予定時刻の1時間ほど前に、ハンカチやティッシュ・ペーパーに精油をしみ込ませます。眠るまで香りを楽しんで、眠るときは枕元に置いておきましょう。

■注意
クラリセージは、妊娠中や生理中の人には使用禁止です。

■その他のおススメ

サンダルウッドやオレンジ・スイート、ネロリ、ベルガモット、カモミール・ローマンなども試してみてください。

スッキリと目覚める、朝のマグカップ・アロマ

柑橘系の精油は、フレッシュな香りが気持ちを引きしめてくれます。レモンには、集中力をアップさせたり、血液の流れを良くする効果もあります。レモングラスには、エネルギーを充電してくれたり、肩こりや頭痛を和らげる働きもあります。

■精油
レモン2滴+レモングラス1滴

■方法
マグカップに90℃のお湯を入れて、そこへ精油を落とします。

■注意
香りは短時間しか持ちません。

■その他のおススメ
ローズマリーやペパーミント、ジュニパー、ジャスミン、ローズウッドなどもどうぞ。

次のページでは、アロマテラピーでの注意点をご紹介します。

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