運動と健康/リハビリ・介護予防

あなたは運動不足を自覚していますか?

「老化は運動不足から」といわれます。筋肉や瞬発力が弱って転倒しやすくなり、外出がおっくうになって、自宅に閉じこもりがちになり、そのまま認知症に発展するケースも少なくありません。

執筆者:西川 敦子


「老化は運動不足から」といわれます。肥満から、高脂血症、高血圧症、糖尿病などに罹患するばかりではありません。筋肉や瞬発力が弱って転倒しやすくなったり、外出がおっくうになって、自宅に閉じこもりがちになったり。寝たり起きたりの生活から、そのまま認知症に発展するケースも少なくありません。

あなたの「運動不足中毒症」度は!?

階段を上るのでさえおっくう…そんな人が要介護予備軍に!?
「運動不足中毒症」という言葉をご存知でしょうか。かつては「マネージャー病」といわれ、管理職によく見られた症状でした。一日中机の前に座りハンコばかりついているために、体を動かさなくなってしまうのです。しかし、OA化が進んだ今日では管理職に限らず、運動不足に陥りがち。作業はすべてパソコンでおこない、移動は車で――これでは、運動不足に陥ってしまうのも道理というものです。

「運動不足中毒症」の人は、実際は運動不足なのに、自覚していない場合が圧倒的に多いようです。「いつも重い荷物を持って歩いているから大丈夫」「階段を上がり降りしているから心配ない」などと言い訳するのですが、実際には、ほとんど体を動かしていなかったりするのです。

それでは、どんな人が「運動不足中毒症」といえるのでしょうか。次のチェックリストで、該当項目が多い人は注意しましょう。

□歩くのは面倒だ
□階段よりエスカレーターを使う
□坂道を登ると息が切れる
□できるだけ車を使う
□つい前かがみの姿勢で歩いてしまう
□電車やバスでは空席を探してしまう
□立ちあがるとき、つい「よっこらしょ」と言ってしまう
□体が重い感じがする
□休日はごろごろしている
□スポーツはとくにしない
□何をするにもぐずぐすしている
(参考:定年の前と後の生活実用百科 法研)

めざせ!ウォーキングで300キロカロリー消費


さて、いかがでしたか。「運動不足中毒症」にあてはまる人は、さっそく運動習慣を身につけましょう。理想は一日300キロカロリーを消耗する程度の運動。まずおすすめしたいのが、ウォーキングです。ちなみにウォーキングによる消費カロリーは、以下のように計算します。

0.5×歩いた距離(km)×体重(kg)

体重60kgの人が一日4km歩くと、120キロカロリー分を消費できるというわけです。一日4kmというと、ちょっと大変な距離ですが、出勤や帰宅時、一駅手前で電車を降りて歩くなど工夫してみましょう。「そんなに歩く時間なんてないよ」という方には、月星化成の新商品『ワールドマーチ』の「カロリーウォーク」がおすすめ。

反発力の低いインソールと衝撃吸収効果の高いミッドソールにより、「砂の上を歩くような効果」を実現。通常より筋肉やエネルギーを使うため、短時間でより高い効果が期待できます。さらにバージョンアップした新モデルは、レディース向けが2005年12月下旬に、紳士向けが2006年2月下旬に発売される予定です。


このほか、「仕事の合間などにストレッチする」「なるべく階段を使う」「風呂掃除など、家事を積極的に手伝う」など、こまめに体を動かすよう心がけて。すっかり横着になった体に喝を入れるつもりで、なるべくテキパキ動きましょう。介護予防は、脱・運動不足中毒症から。第二の人生、寝込まずボケず、生き生きと過ごしたいですね。

(参考:定年の前と後の生活実用百科 法研)
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