体に必要なアミノ酸を取ろう!
アミノ酸=タンパク質=肉と考えるのは軽はずみな判断ですので、きちんと食品を組合せてアミノ酸を摂取しましょう。
しかし、食品に含まれるタンパク質には色々な種類があります。
それでは、次にどんなお食事から人が必要なたんぱく質が取れるのかどうかを、食品別に見てみましょう。
食品別のタンパク質の特性一覧!
=豚肉、鶏肉、牛肉のたんぱく質=
動物性タンパク質としては、豚肉、鶏肉、牛肉があります。動物性蛋白の良い点は、人とアミノ酸の組成が似ている点です。一方、欠点は脂質が多い事です。
=卵のたんぱく質=
卵も良質な蛋白源ですが、コレステロールを多く含むので、映画のロッキーのような大量の摂取は控えるべきです。
=魚介類のたんぱく質=
魚貝類は人とアミノ酸の組成が異なるので単独では良質な蛋白源とはいえません。
=豆類のたんぱく質=
植物性のタンパク質としては、豆類(豆腐、納豆、味噌)があります。
=乳製品のたんぱく質=
乳製品のチーズは高蛋白ですが同時に高脂肪です。
=米のたんぱく質=
米は高蛋白な穀物ですが単独ではアミノ酸の組成に問題があります。
食品のあわせ技で無駄なくアミノ酸摂取!
=米+納豆(または豆腐)=
米+納豆(または豆腐)は、アミノ酸を無駄なく取る事ができる組み合わせです。
=米+そば=
米+そばは、穀物どうしの組み合わせですが、これもアミノ酸を無駄なく取る事ができる組み合わせです。
低脂肪で高蛋白な素材の組み合わせを考えてみましょう。
=あさり、むき海老、鳥のささみ、豆腐+野菜+味噌=
例えば、あさり、むき海老、鳥のささみ、豆腐+野菜+味噌仕立てといった構成の"よせ鍋"が一つの選択です。卵を鍋に落し卵にするか、具を食べた後で卵入りのおじやを作ればさらにタンパク質の摂取を増やす事ができます。
上のようなことを頭の中に入れながら、お食事の献立を考えると良いかもしれませんね。
しかし、アミノ酸の摂取だけでは、落ちた脚力は回復しません!次に夏に落ちてしまった脚力回復のための運動法を紹介します!
次のページでは、秋の体力不足改善の為の簡単に出来るスクワット運動とそのコツについてです!>>次ページ