運動と健康/メタボ予防・ダイエット目的のトレーニング

正月太り解消!脱メタボ最強トレーニング法(2ページ目)

お正月でお腹がすっかりたるんでしまった…本来は時間をかけて運動・食事の問題を解決することが大切です。それでも応急処置でもいいから何とかしたい、そんな時にはこの方法を試してください。

執筆者:吉國 友和

効率的に脂肪を燃やせ!

自転車
有酸素運動のために自転車で出かけましょう! 交通事故にはくれぐれもご注意を
いわゆる有酸素運動、無酸素運動という言葉があります。端的に表現すれば、ゆっくりと呼吸をしながらきつくない程度に汗をかくのが有酸素運動であり、一般的にはジョギングやウォーキング、エアロビクス、ゆっくりと行う水泳や縄跳びなどがこれに相当します。反対に、息をこらえて激しく筋肉を使用するのが無酸素運動、例えば腕立て伏せや腹筋運動ということになります。

脂肪を燃焼させるには有酸素運動のほうが効率的という意見が多いと思うのですが、初めに無酸素運動を短時間行ってから、時間をかけて有酸素運動を行うことが最も脂肪を燃焼しやすいのではないか、という理論があります。この理論を応用して、例えば腹筋運動を行ってからウォーキングをする、あるいは出勤に自転車を使っている人であれば出かける前に少しだけお腹の運動をする、こうしたほんの少しの工夫が脂肪を燃焼させるのに役立ちます。

有酸素運動についてはウォーキングやジョギングなど、個人の好みと時間の都合があると思いますので、短時間でよりお腹を引き締める腹筋運動についてご紹介します。


実践! 腹筋運動

筋肉を増強させるためのトレーニングであれば、筋肉の曲げ伸ばしを伴わない、等尺性運動というものが効果的です。腹筋運動であれば、横になって足を少しだけ浮かべたままの姿勢を維持する、といったものです。 「二者択一テスト! あなたにお勧めの運動法」でもご紹介したように、漸増抵抗運動(ざんぞうていこううんどう)の理論を用いて、同じ姿勢で30秒間耐えることができる人は10秒、20秒、30秒を1セットにして行うとよいでしょう。

更にお腹の筋肉を鍛えるための運動として、8の字訓練というものがあります。以前にリハビリテーションの先生から伺った方法なのですが、次のようなものです。
  • 仰向けに寝る
  • 両手は腰の位置に置く
  • 両足をそろえて挙げ、数字の8を横にした形(∞)を宙に描くように動かす
その効果は文字通り∞(無限大)……とまでは言えませんが、非常に効率的に腹筋を鍛えることができます。その反面、50代を過ぎて運動をほとんどしたことのない方がいきなり行うのは辛いかもしれませんので、ゆっくりと両足をそろえて挙げることから始めてみてください。

運動についてはこのページでご紹介しました方法・理論が基本です。更にお腹を引き締めるためには、避けて通ることのできないのが食事の問題です。


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