運動と健康/リハビリ・介護予防

ウォーキングで寿命が延びる!(2ページ目)

今や日本のウォーキング人口は4000万人とも言われています。それもそのはず。実際のところ、ウォーキングには大きな健康効果があるのです。

執筆者:西川 敦子


ここに注意!シニアのウォーキング


その1・ムリは禁物
軽い運動とはいっても、ムリをすればケガや病気につながりかねません。くれぐれも自分の体調や身体の状態に合わせて行うようにしましょう。「いまいち、体力には自信がない…」という場合は、なにも1日1万歩を目指す必要はありません。自分の歩ける歩数からスタートし、じょじょに記録を伸ばしてゆけばいいのです。途中で何度か休憩を入れても可。また、すこしでも体調がよくないときは歩かないで!

その2・準備体操をしてから
歩く前には軽く準備体操を。膝やかかとの屈伸運動をしてから出かけましょう。

また、足腰が弱っている場合は、
筋肉の強化運動を十分に行ったうえで始めるとよいでしょう。

その3・シューズはウォーキングに適したものを
靴底がすべりやすいシューズは、危険なのではかないようにしましょう。底部分が薄く、足に負担をかけるタイプもNG。クッション性があり、軽く、通気性があって蒸れないものがおすすめ。

その4・危険のサインを見逃さないで
歩いている途中で、
動悸や息切れ、吐き気、胸痛、頭痛やめまいといった症状があらわれたら、ウォーキングをストップ。しばらく休み、症状が治まらなければ、すぐに病院へ行きましょう。また、ウォーキングから戻ってきて、体調不良があらわれたときも同様です。

さて、いかがでしたか。季節を感じながらのウォーキング。続けることで、きっと毎日いきいきと過ごすことができるに違いありません。できればご家族とご一緒にどうぞ。

【関連ガイドリンク集】
高齢者の心のケア from All About 介護サイト
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