日本のお正月にかかせない料理と言えばおせち料理です。以前はそれぞれの家庭で作っていたものですが、最近ではデパートや料亭からも様々な種類のおせち料理が販売されており、年末商戦の風物詩ともなっています。今回の50代からの健康法では、健康食品としてのおせち料理が持っている効果を分析してみました。


まずは復習! 健康以前の縁起かつぎ

黒豆
黒豆を作るのは意外と難しいようです。上手に作るコツをお子さん達へ伝えてあげてください
まずはおなじみの定番メニューにこめられた健康を願う気持ちを確認してみましょう! いわゆる縁起担ぎですが、楽しんで食べることも大事です。
  • 黒豆→破邪の意味を持つ黒、豆はマメ(健康、勤勉などの意)
  • 数の子→子だくさん、子孫繁栄
  • 昆布→よろこぶ
  • 錦たまご→白身と黄身の2色(にしき)
  • 田作り→田畑の高級肥料であったカタクチイワシで五穀豊穣を祈願
  • 紅白かまぼこ→めでたさの紅と神聖な白(※昔は赤米・白米を用いていたようです)
  • ごぼう→しっかりと土壌に根をはる
  • 伊達巻→長崎の卓袱料理カステラかまぼこが江戸で歌舞伎者の着るドテラに似ていたことに由来
  • 栗きんとん→財宝のような見た目の豪華さ、高級食材であった砂糖をお正月にふんだんに用いたこと
どれもおせち料理には欠かせない食材ですが、あえて50代からの健康法に役立つと思われる料理を選んでみましょう。


安打製造機と長距離砲 どちらの健康法を選びますか?

健康法の有効性の評価は、野球のバッティング成績に似ています。健康法の対象となる人が多いこと(打数)、実際に健康法を試して有効であった人数(安打数)、実践した人の中で効果があった割合(打率)という3つの類似点です。例えば1シーズンのうち10打席で3安打した選手と、100打席で30安打した選手とでは、同じ3割の打率であってもまるで違った評価となります。

医者の立場からすると、すべてが揃ったイチロー選手のような健康法が理想的ですが、天覧試合でホームランを打った長嶋選手のように、強烈なインパクトを持った選手(健康法)を好む人もいます。今回の50代からの健康法では、手堅くコツコツと積み重ねることで効果が期待できる、アベレージバッターのようなおせち料理を選びました。


次のページでは50代から増加する疾患を予防するための理想のおせち料理ベスト3をご紹介します。