美味しく食べてグッスリ眠れば、風邪も吹き飛びます |
立春が過ぎて、暦の上では春となりましたが、まだまだ寒い日が続きます。今回は、風邪やインフルエンザの辛い症状を軽くして、グッスリ眠らせてくれるレシピをご紹介します。
白菜とじゃが芋のパワー
寒い時期に美味しくなる食材には、体を温める働きがあります。白菜 も冬が旬。霜に当たると甘みが出て、さらに美味しくなります。特に、成長が盛んな中心部には、うま味成分のグルタミン酸や糖分が集まっています。食物繊維やミネラルも豊富で、シャキシャキした歯ざわりがたまりませんね。
また、寒いアンデス地方が原産のじゃが芋は、熱に強いビタミンCを多く含んでいるので、調理してもビタミンCの損失が少な目です。残念ながらビタミンCには、風邪を予防する効果はありません。しかし、インフルエンザウィルスの活動を抑えたり、風邪の諸症状を軽くすることが、研究から明らかにされています。
グラタンに欠かせないのが、牛乳とチーズ。この2つには、カルシウムが吸収しやすい形で、たくさん含まれています。カルシウムには、神経の高ぶりを静める効果があるので、眠る前にとるとリラックスできます。
青ネギの独特の臭いの元は、硫化アリルという物質です。これには、疲労回復や鎮静作用、催眠作用があります。また、快眠に必要なビタミンB1の吸収も助けてくれます。
そこで今回は、風邪の回復を助けてくれる 白菜のグラタンをご紹介します。作り方は、次のページで。