食と健康/美肌づくり・肌トラブル予防の食事・レシピ

肌荒れも春レシピでおいしく予防!(2ページ目)

大好評の春レシピ、最終回は「肌荒れ対策レシピ」です。意外にも肌荒れ要素が多く、油断できないこの季節。コスメもいいけど、やっぱり体の中から美しくなりたいものですよね。

執筆者:光原 ゆき


鮮やかな春の緑で、お肌もぴかぴか!


■肌荒れ対策レシピ1
【菜の花のペペロンチーノ】
菜の花のほろ苦さとニンニクの香りが効いた大人の一品。よく冷えた白ワインにぴったりです。
菜の花に含まれるビタミンAは、油と一緒に食べることで吸収率が上がります。オリーブ油にはビタミンEが含まれているので、お肌によい組み合わせです。


<材料/2人分>

  菜の花 1束 
  にんにく 1かけ
  唐辛子 1本
  オリーブ油 大さじ3
  塩 適量
  パスタ(茹で時間の表示が4分以上のものを選ぶ。ペンネやファルファッレ、コンキリエなどのショートパスタで作ると見た目もかわいい。※写真はリングイネを使用。)

<作り方>
1.菜の花は、洗って2cmくらいの長さのざく切りに。

2.にんにくはみじん切り、唐辛子は半分に切って中の種を取り出しておく。

3.フライパンにオリーブ油とにんにく、唐辛子を入れて火にかけ、ごく弱火で油に香りと辛味を移す。5分ほど火にかけるが、にんにくに色がついてきたら一旦火を消し、焦がさないように残りの時間は余熱を利用して。

4.たっぷりの熱湯に塩大さじ1杯を加え、パスタを茹でる。パスタを入れたら弱火にする。

5.パスタの茹で時間が残り4分になったら菜の花を加え、強火にする。再度沸騰してきたら全体を混ぜて弱火にする。

6.パスタがあと1分で茹で上がるというタイミングで、フライパンを中火で再加熱する。

7.茹で上がったパスタと菜の花をザルに上げる。湯は完全に切らなくてよい。3のフライパンにパスタと菜の花、塩小さじ1/2を加えて混ぜ合わせ、盛り付ける。


■肌荒れ対策レシピ2
【スナップえんどうとアイオリ風ディップ】
青臭さも少なく、野菜嫌いの子供も食べやすいスナップえんどう。ディップはたっぷりつけると、より美味しいですよ。
栄養豊富なスナップえんどうは、シンプルに茹でて食べるのが一番のおすすめ。このディップはマヨネーズとヨーグルトを混ぜているのでカロリーも抑えめです。


<材料/2人分>

  スナップえんどう 適量
  ディップ
   にんにく 1かけ
   ★マヨネーズ 30g
   ★ヨーグルト 30g
   ★マスタード 小さじ1
   ★塩 小さじ1/3
 
<作り方>

    1.スナップえんどうは洗って筋を取り、好みの硬さに茹でる。

    2.にんにくの皮をむいてすりおろし、★の材料と混ぜ合わせてディップを作る。

    3.スナップえんどうにディップをつけて食べられるように盛り合わせる。


    ちょっと体調がすぐれないな、思い通りにいかないな、というとき、食生活を見直すのも大事なポイントです。美も健康も、体の中から作り出されるもの。食は元気の基本ですから!

    みなさんも、簡単ヘルシーなお助けレシピで、おいしく元気に美しく、いい毎日を過ごしましょう。


    豊満先生
    今回お話を伺ったのは……
    杉野服飾大学 准教授 調理研究室
    管理栄養士 栄養学博士 豊満美峰子さん



    【 関連リンク 】
  1. あなたのお肌がくたびれていないか、チェックしましょう。
       ⇒美肌チェック(ここカラダ)
  2. 食事で摂りきれない栄養素をカバーするなら。
       ⇒健康食品コラム(ここカラダ)
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