「会社案内」になっているホームページ
中小企業の経営者から、ホームページに思ったような集客がないので何とかならないかという相談がよくあります。ホームページを確認すると会社案内になっており、これでは取引先ぐらいしか見ないだろうなという内容。ホームページを自社で作成しているところは少なく、外部のホームページ制作会社に依頼するケースがほとんどです。制作会社への依頼方法を確認すると、自社パンフレットや写真を事業者に渡して作成依頼しています。これでは会社案内のようなホームページになってしまうのは当たり前。どうしたら集客できるホームページを作ることができるのでしょうか。
顧客ターゲットを妄想で想定していく
顧客ターゲットの属性を妄想で想定していく
顧客ターゲットはなるべく細かく設定します。目的は、ホームページを作る時に表現がぶれないようにするためです。ラブレターを書くのと同じで相手の顔を思い浮かべながら文章を書けば、相手に届く言葉やメッセージになります。どんなキーワードをいれそうか仮説をたてやすくもなります。
メーカーの資材部などと大雑把な顧客ターゲットにせず、細かく属性を決めていきます。知り合いで顧客になりそうな人がいたら知り合いを想定して属性を並べていきます。思い当たる人がいなければ、架空で属性を決めていきます。妄想でかまいません。例えば
- 年令 45歳
- 性別 男性
- 居住地 高円寺
- 家族構成 妻(40歳)、長男(12歳)
- 最終学歴 青山学院大学 経済学部
- 勤務先 家電部品メーカー
- 従業員 300人
- 職場 資材部
- 職位 課長