介護・福祉業界で働く・転職する/介護・福祉業界の仕事

介護の仕事・資格(6ページ目)

介護業界の職場を大きく「入居施設」「日帰り施設」「小規模多機能施設」の3つに分けて、代表的な仕事(職種)と資格について紹介しました。

執筆者:宮下 公美子

日帰り施設での介護の仕事内容

デイサービス(通所介護)、デイケア(通所リハビリテーション)で勤務。

日帰り施設での介護職の仕事

この仕事に就くのに必要な資格は、入所施設と同様。仕事は、食事や入浴、排泄等の介助のほか、日帰り施設では毎日実施するレクリエーションの企画・運営も介護職の大切な仕事。比較的介護度が低い利用者を対象に、ゲームや体操、認知症予防の脳トレ、季節感のある飾り物の制作など、利用者に喜ばれるレクリエーションを企画し、楽しく参加できるように声をかけながら進行します。このほか、利用者の自宅と施設の間を、ワゴン車等を運転して送迎する業務を介護職が担う施設も多いようです。

入所施設と比べると日帰り施設の利用者は、介護度が低く自分の身の回りのことはある程度できる人が多いもの。日中だけの利用のため夜勤がなく、また介護度の低い利用者が多いことから高度な介護技術が求められることも少ないため、未経験者にも比較的取り組みやすい仕事です。しかし短い利用時間で満足してもらえるサービス提供を行う心配りや、体調の変化等に気づく観察眼などが求められます。

日帰り施設での相談員の仕事

この仕事に就くのに必要な資格は、入所施設とほぼ同様。仕事は、日帰り施設の介護職とほぼ同様の仕事をこなしつつ、入所施設の相談員と同様に、新規利用者の受け入れや相談業務を担います。施設によっては、介護業務を担当しない代わりに、入所施設の相談員のような営業活動を主業務としているところも。面接時に詳しい仕事内容の確認が必要です。

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