9月~11月は出願の時期! 出願後も引き続き受験対策
■出願提出書類を全て揃えて提出します。出願時期や方法は学校によって異なり、インターネット出願を採用する学校も増えてきています。指定された出願期間内に確実に出願するよう気をつけましょう。
■受験
- 服装
受験会場によっては、空調が整っていないこともあるので、調整できる服装で行きましょう。面接がある場合は、清潔感ある服装で臨んで下さい。社会人の場合、シンプルなスーツが無難です。 - 持ち物
受験票、筆記用具、その他試験に必要な辞書など(持ち込み可の場合)忘れ物がないように前日に確認しておきましょう。
12月~3月は入学前準備の時期。合格してもやることはある
社会人学生生活成功の鍵は、家族や職場の協力! |
- 家族・大切な人への合格報告
周囲の人たちには「おかげさまで○○大学院に合格しました」と報告しましょう。「これからしばらく時間的な制約などあり、ご迷惑をかけることもあるかと思いますが、ご協力をお願いします」という趣旨の言葉も添えるといいですね。
特に家族には迷惑をかけることになるので、近い人にほど丁寧に、謙虚になりたいものです。仕事先には内緒にするケースもありますが、できれば直属の上司や先輩、仲の良い同僚には伝えておきたいところ。精神的な安心感が全く違ってくるはずです。このような報告は、本人から直接聞くのと他人から伝え聞くのとでは全く印象が違います。周囲の協力を得られるかどうかで、学生生活が決まるといっても過言ではありません。
■入学手続き
指定された納期までに入学金・授業料などを納め、入学手続きをしなければなりません。受験の際は、入学金・学費の工面を学校選びの段階でしっかり考えておきましょう。
最近は偽学費請求による振り込め詐欺が発生していますので気をつけましょう。実在する大学名を語り、偽造された大学封筒での「学部研究費」「学部研究ゼミ費」偽振込請求事例が報告されています。実際の研究費は授業料の中に含まれているのが一般的で、大学が個別に請求することはないそうですから、自分はもちろん家族がだまされて振り込んだりしないよう、注意してください。もし不審な請求が届いた場合は、封筒や書面にかかれた電話番号には絶対に問い合わせないようにし、速やかに大学の学生課か警察に連絡しましょう。
■入学前準備
合格したらひと安心、ではありません。入学前の準備をした人とそうでない人では入学後に確実に差が出ます。入学前に最低しておくべきポイントは3つです。
- 研究資料・図書などの読破
これから研究する学問に必須の資料や図書の読破は入学前に済ませておきましょう。推薦図書などを指導教授などに聞いてみるのもよいですね。
- 語学力強化(特に英語力)
大学院の場合、研究資料として外国の文献を読み解く力を要求されることが多く、学校によっては英語で論文を書かなければならないこともあります。英語が苦手な人も得意な人も、英語の長文読解力を上げておくことが望ましいでしょう。
- 論文・レポート作成力
読解力と同様、必ず要求されるのはレポートや論文などを書く力。様式はある程度決まっているので、事前に理解・練習し形式に慣れておくと、課題に追われても内容の方に時間を割けます。
大学の場合、基本学力を補ったり大学の授業に慣れるための「入学前講座」を設けているところが増えています。これらの講座に出席することで構内の様子や授業の進み方を理解でき、顔見知りなどもできるのでぜひ積極的に利用しましょう!