6月~9月は出願書類作成・試験対策の時期
面接の際は落ち着いて自然な回答を心がけましょう |
- 入試形態
どの入試を受けるか決めましょう。一般入試、編入、社会人入試、AO入試など色々ありますが、社会人にオススメなのはやはり社会人入試。社会人入試は、社会人経験がある人、あるいは家庭の主婦などを対象とした入試制度で、学力試験の負担を軽減し、書類審査+小論文+面接での選考が一般的。
大学院の場合、これに研究計画書の提出が加わります。学校によっては小論文がないところや、英語や専門科目などの筆記試験を課すところも。TOEICや簿記などある一定の条件を満たしていれば、外国語試験や専門科目試験が免除になるケースもありますので、募集要項で確認しましょう。
- 小論文
いかに説得力ある文章を書けるかどうかが小論文では重視され、課題に対する理解力、基礎知識などが評価されます。専攻に関連する問題や、経済・時事問題なども出題されます。
- 面接
志望理由書や研究計画書の内容、仕事との両立、勉強意欲などについて聞かれます。特に志望理由書・研究計画書については、何を聞かれても答えられるようにしておきましょう。
- 過去問題入手及び傾向と対策の検討
大学のホームページからダウンロードあるいは、購入が必要なところなど様々です。入手については、学校のホームページあるいは大学の入試課などで確認しましょう。社会人入試予備校で入手できる場合もあります。
- 受験対策
過去問題を入手したら、早速受験対策の開始です。事前提出書類(志望理由書、研究計画書など)の作成に対する対策と、試験そのもの(小論文、面接など)に対する対策が必要です。
■出願書類準備
- 入学願書
丁寧にかつ誤字脱字のないように記載します。
- 卒業証明書、成績証明書
通常、最終学歴のものを要求されます。意外に時間や手間がかかることもあるので早めに準備にとりかかりましょう。
- 志望理由書
志望理由書とは、文字通り志望理由を書くもので、合否判断に重要なもの。時間をかけて、丁寧に書きましょう。面接でも、この志望理由書の内容を質問されることが多くなっています。
- 研究計画書
研究計画書は大学院受験で要求される場合が非常に多く、合否判断の基準となり得る大切なものです。研究計画書には、自身の経験を交えどのようなことを研究していきたいのか、研究対象の置かれている現状や、志望校で研究したい理由などを盛り込みます。書き終えたら第三者にチェックしてもらいましょう。
- 推薦状
受験者の能力や人柄、仕事を辞めずに通う場合は両立可能かどうか、などを見られます。内容は推薦者の自己紹介、推薦者と受験者の関係、受験者の人物像(仕事に対する姿勢・能力・人物像・長所など)を盛り込みます。
これ以外に、健康診断書や履歴書などが求められる場合もあります。