大学編入制度とは?
大学編入成功の鍵は、早めの情報収集! |
編入とは、短期大学、高等専門学校、専修学校専門課程卒業者が試験を経て、1年次ではなく2年次・3年次といった中途年次から4年制大学に入学できる制度で、今まで修得した単位を生かすことができるのが特徴。
4年制大学を卒業した人が再び大学に編入することを、学士編入・学士入学と呼んでいます。異なる専門分野を基礎から学びたい方には、オススメです。
以前は、短大及び高専卒業者の大学編入が大半を占めていましたが、最近その数は減少傾向になり、代わりに専修学校専門課程(専門学校)からの編入者が増えています。背景には、専修学校専門課程卒業者も1999年から大学編入の条件に加わったことが挙げられます。最近では、大学受験に失敗した高校生などが大学編入を最初から見据えて、専門学校に進学する例も多くなってきています。
大学編入のメリット、デメリット
さて、大学編入のメリット、デメリットは何でしょうか? それぞれ下記のようなものが考えられます。■メリット
- 取得済単位・学歴を生かすことができる
- 専門分野の勉強をすぐ学べる
- 短い年数で卒業でき、学費も抑えられる
- 一般入試と違い、試験科目が少ない
- 一般入試と違い、受験時期・日程が各校バラバラなので併願しやすい
- 短大や専門学校では取得できない資格が取れる
■デメリット
- 新しい環境に慣れるのに時間がかかる
- 入学時期が他の同級生と異なるため、人間関係構築が大変
- 卒業に必要な単位が、編入後の期間だけでは取りきれない場合がある