エクセル(Excel)の使い方/セルの操作

Excelのセルに入力するデータを制限しよう(5ページ目)

セルに入力されるデータを制限する「入力規則」機能。ここでは、その概略と設定方法、「リスト」「整数」「日付」など入力値の種類、そして入力規則を解除する方法について解説しています。より正確なデータ入力の実現を目指している方、ぜひご覧下さい!

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド

入力規則の設定解除

入力規則では「設定解除」といったコマンドがありません。設定を解除するには、「入力値の種類」で「すべての値」を設定します。制限なく、どんな値でも入力できるようにする設定です。

実は、この設定、入力規則を設定していない通常のセルの設定なのです。つまり、「すべての値」に設定するのは、通常のセルの設定に戻すことなのです。



エラーメッセージはカスタマイズできる!

入力規則に反したデータを入力したときに表示されるエラーメッセージは、次の画面でカスタマイズできます。表示させる文言だけでなく、その左側のアイコンとボタンの組み合わせも変更できます。詳しくは、ガイド記事「入力規則のメッセージをカスタマイズしよう」をご覧下さい。

エラーメッセージをカスタマイズ

Excel2016の操作画面

Excel2016の操作画面


表示されたエラーメッセージ



以上、入力規則の概略とその設定方法についての解説でした。

冒頭で申し上げましたとおり、この機能は、自分が作成した表へ他の人にデータ入力してもらうときに有効ですが、自分で表作成からデータ入力を行う場合にも有効です。

入力規則を設定しておくことで、入力ミスを防ぐこともできますし、データチェックを行う場合に、入力規則で設定した項目についてはチェックしなくて済む、といったメリットがあります。これを機会に、ぜひ活用してみてください!
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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