MOD関数とは
MOD関数は、剰余(割り算の余り)を求める関数です。構文は以下の通りです。たとえば、下図では、「数値」にセルB3、「除数」にセルB4を指定した「=MOD(B3,B4)」がセルB5に入力されているので、「7÷2」の割り算の余り「1」が求められています。
行番号が奇数かどうかを判定する
ROW関数とMOD関数を組み合わせると、セルの行番号が奇数かどうかを判定することができます。MOD関数の「数値」に、数式が入力されているセルの行番号を返す「ROW()」を指定し、行番号を「2」で割った余りが「1」の場合は「奇数」、余りが「0」の場合は「偶数」であると判定するわけです。この判定テクニックを条件付き書式機能で活用することで、1行おきにセルの背景色を設定することができます。