生産性を高める「スピード(時間生産性)」
一定時間内でどれだけの成果が出せるか、これからは問われる! |
遅くまで残業をすることは昔は美徳でしたが、生産性の観点からは悪徳です。ガンバリズムや精神論が評価された時代は終わり、遅くまで残って残業する人は外資系では当たり前のように”のろまなカメ”というような表現で、今日では決して評価はされません。
生産性を高める習慣として、まず、締め切りを決めることです。トリンプ前社長の吉越浩一郎氏の『デッドライン仕事術』という本は参考になるでしょう。デットラインから前倒しで作業計画を策定していくのです。経験があれば所要時間が読めるので、きちんとした時間管理ができるものです。プロであればあるほど、きちんと時間管理ができ成果を出すことができるのです。
経験もなく未熟であれば、残業でなく前業(早く出社して業務に取り掛かること)をすることをお薦めします。スピード感のある生産性の高い仕事は、品質に直結します。先手必勝というように、早く出社して早上がりすることは、結局のところ生産性の高い仕事になるでしょう。
職場を見て下さい。地位が上がれば上がるほど、この傾向が強くなります。一般的に社長は誰よりも早く出社されますね。生産性の高さが極論すれば、給料に結びつきます。