企業のIT活用/会計/確定申告・青色申告

はじめての確定申告(青色申告) 前編

確定申告(青色申告)の準備すすめられていますか?はじめて確定申告(青色申告)される方向けに、どう準備をしたらよいのか、どういうところで迷うのかまとめてみました。

水谷 哲也

執筆者:水谷 哲也

企業のIT活用ガイド

まもなく確定申告(青色申告)シーズンです。
確定申告(青色申告)の準備は進んでいますか?
確定申告(青色申告)の準備は進んでいますか?

今年、会社を辞め起業したあなた。
確定申告(青色申告)に向けて準備されていますか?

私も独立した時、会計ソフトの使い方などは分かっていましたが、実際に確定申告(青色申告)の準備をしてみると手違いやらいろいろありました。

そこで、はじめて確定申告(青色申告)される方向けに、どう準備をしたらよいのか、どういうところで迷うのかまとめてみました。

確定申告をする必要のある人

まず確定申告の対象となる人ですが
・事業収入がある人
・不動産収入がある人
・不動産や株式を売った人
・年金収入がある人
です。

会社を辞め起業した場合、「事業収入がある人」となり確定申告しなければなりません。事業を開始したばかりで、まだ売上がたたなくても、退職し年末調整をしていなければ確定申告する必要があります。と言うよりも納めた税金が返ってくる確率が高いので確定申告した方が得です。

ビジネスマンや公務員は給与から所得税が源泉徴収され、年末調整で最終的な税額を計算するため確定申告は必要ありません。

ただし下記に該当する場合は対象になります。
・FX取引で利益を得たなど雑所得が年間20万円を越えた人
・医療費控除の還付申告をする人
・住宅ローン控除の還付申告をする人
・2ヶ所以上から給与をもらっている人
・給与の収入金額が2千万円を超える人
・退職などの事情で年末調整していない人

では事業収入がある場合、確定申告(青色申告)に向けてどういう準備をしないといけないのかみていきましょう。

※青色申告をするには申請書を提出しておかなければなりません。
その年の3月15日までに「青色申告承認申請書」を所轄の税務署長に提出します。ただし、その年の1月16日以後に開業した人は、開業の日から2か月以内に申請します。

まず届いた支払調書を整理します
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます