冷蔵庫に死蔵された食品

冷蔵庫に入ったまま忘れている食品はありませんか。
冷蔵庫に入ったままの食品はありませんか
冷蔵庫に入ったままの食品はありませんか

先日、ワインを飲もうとした時、ふとチーズが残っていたはずだと思い出し、冷蔵庫をガサガサと探してみることに。奥の方にチーズを見つけ、取り出してみると見事にカビだらけになっていました。ショックでした。

冷蔵庫の奥から賞味期限が半年ほど過ぎ、ひからびた食品が出てきたりすることもあります。大容量の冷蔵庫となり確かに便利なんですが管理がおいついていません。

さて、電子タグの実用化に向けいろいろな実証実験が行われていますが、東京ガスで冷蔵庫を使ったなかなか面白い実験が行われました。冷蔵庫で在庫管理をすることが主婦の購買行動にどういう影響を与えるかという実証実験です。

主婦モニター50名に依頼し、前半14日間、冷蔵庫から食べ残しや賞味期限切れで廃棄した食品を廃棄物表に記入してもらいます。

廃棄物表には例えば「きゅうり」を1/3本捨てたとか「ぶどう」を50g捨てたなど日付とともに記入してもらいます。

後半14日間も前半と同じように廃棄した食品を記入してもらいますが、今度は廃棄物表だけでなく、在庫表も記入してもらいます。在庫表には冷蔵庫にどんな食品が在庫として入っているかを記載します。

適切な在庫管理を行うと食品の廃棄量を減らせる

では実験結果です。
在庫管理で食品の廃棄量を減らせる
在庫管理で食品の廃棄量を減らせる

期間前半の廃棄量に比べ、後半つまり在庫管理をした期間の廃棄量は半分ほどになりました。また廃棄量とあわせて購入量、在庫量とも減っています。

よく家になかったはずだとスーパーで食品を買って帰ると、冷蔵庫に同じ食品が入っていて重なってしまうことがあります。結局、後で買った方を忘れてしまい賞味期限が切れて廃棄したりしますが、そんなポカミスも改善されます。

実験結果から適切な在庫管理を行うことで廃棄量削減だけではなく、食事のメニューを決めるタイミングに影響を与えることが分かりました。

適切な在庫管理がメニューを決めるタイミングに影響