前回の損益分岐点を活用しよう(1)

前回のおさらい

損益分岐点
前回は、損益分岐点の求め方、固定費と変動費の分け方、同じ売上、利益でも損益分岐点は同じになるとは限らないことなどをお伝えしました。

損益分岐点を求める算式は以下の算式でしたね。

【損益分岐点】=固定費/(1-変動費率)
*変動費率=変動費/売上高

損益分岐点の活用方法

今回は損益分岐点の活用方法についてお届けしようと思います。損益分岐点はいろいろな場面で活用することができます。前回の例では、現在赤字の会社が、損益をトントンに持っていくために必要な売上高を計算しました。他にも以下のような活用方法があります。

◆損益分岐点比率
現在の売上高が、損益分岐点売上を超えていれば、利益が出ているということですので、その超えている金額が大きければ大きいほど、経営に余裕があるということになります。それを表わす比率が「損益分岐点比率」です。

「損益分岐点比率」=損益分岐点売上/実際の売上高

比率の目安は以下のようになります。
70%以下・・・・・・良好
70~80%・・・・・・普通
80~90%・・・・・・注意
90%以上・・・・・・危険

100%を超えると、実際の売上が損益分岐点売上を下回っていますので、赤字転落になります。

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