自己PRはコミュニケーションを目的とした文章である
「コミュニケーションというのは、人と人との間に、橋を架けるような作業だ」(出典:『あなたの話はなぜ「通じない」のか』山田ズーニー)
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まさにそうである。自己PRもだってそう。スピーチの台本でもないし、大学入試の小論文でもないし、芥川賞に応募する小説でもない。企業や人事にあてた「是非、私に内定を下さい!」というコミュニケーションを目的とした文章であることは、みなさん異論はありませんよね。
山田ズーニーさんは、ベネッセで小論文のプロフェッショナルとして活躍、高校生の考える力・書く力の育成に尽力してきた人(現在独立)。その山田さんが教えてくれる「考える力・書く力」を、「内定を取る自己PR」に活用してみたいと思います。それは芸術的な評価を一切目的としない、「内定」という目標を持つ「機能文」の書き方です。
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