人気が落ち気味。だから今がチャンス!
公務員って、結構お固い仕事であるイメージが、そんなことは無いよ。 |
「公務員人気が落ちて、いい学生が採りにくくなった」
である。確かに最近、公務員への応募者数減少のニュースばかりである。それは地方公務員だけではない。キャリア官僚への関門となる国家公務員採用I種試験の申込者数はピークだった1996年度の約半分にまで落ち込み、国家公務員採用3種試験(高卒程度)の申込者も、は過去最小となった。また人事院が今年6月に東大など10大学の法学部生に対して初めて実施した就職志望先調査の結果でも、第1位法科大学院(35.2%)、第2位民間企業(34.6%)を大きく下回る第3位(13.6%)であった。
バブル崩壊後、長くデフレとなり、学生は「民間企業より公務員のほうが安定している!」と思い、公務員人気が高まった。しかし、最近景気が復活、民間企業の採用枠が急激に拡がった。結果、仕事も華やかで、給料などの待遇もいい民間へ流れてしまったようだ。最近の公務員の不祥事も要因の一つかもしれない。
しかし、さて。
公務員は民間企業に比べ、そんなに魅力の無い職場だろうか。
「公務員は地味だ!」
「公務員はクリエイティブさが無い!」
「公務員では成長できない!」
と勝手に決め付けていないだろうか。公務員の良さを見逃してはいないだろうか。
私はずっと民間企業(14年間)。しかし、2年半前から公立の大学勤務なので、毎日公務員と接している。一応、両方を見比べた知見なので、少しは参考になると思う(鵜呑みはしないでね)。伝えたいことは、
「公務員の良さを見逃すな、そして今こそチャンスだ!」
ということだ。
※次のページで、公務員の仕事って、結構面白い?ことを知る!