最終面接で落ちても、できることはある

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最終面接で落ちても、次につなげよう


「先日、第一志望A社を受験し、最終で落ちました。しかし、どうしてもあきらめることができません。もう一度、受験させてもらえるにはどうしたら良いでしょうか。ホームページには年に応募は一回限りと書いてありました。説明会からでも参加させていただきたいと思っているのですが、どんな手段でも構いません。やれることはすべてやりたいです」

これはとても難しい問題ですね。まず、再び応募して受験するのは、通常では「タブー」です。なぜなら、はじめて受験する学生にすればフェアではないから。そして、一度落とした面接官の立場もなくなるからです。というわけで、
  • 内定辞退者が出た際の、繰上げ内定
  • 同様に、内定辞退者が出た際の、再面接
この2つの可能性を上げる戦略を書きます。ただし、これらが使える面接は「最終面接」のみ。そして、成功する必須条件は「不合格通知をもらったらすぐにアクションすること」です。参考にして、やるだけやってみてください。

■最終面接に落ちたら
  1. 人事に熱意を電話で伝える
  2. 人事に落ちた理由を電話で聞く
  3. 人事に熱意を手紙で伝える
 

1.人事に熱意を電話で伝える

まず、すぐに電話をしよう。メールでは熱意は伝わらない。手紙では遅すぎる。なぜなら、不合格者イコール「復活する可能性があるライバル」は、他にもいるからです。電話で速やかに熱意を伝えなくてはいけません。話す上での要点は、以下の4つです。
 
  1. 非常に残念ですが、不合格の事実を真摯に受け止めたいと思います:社会人としての品位を持っていることをプレゼンします。
  2. でも、今でも御社が第一志望であることも事実です:不合格しても、変わらない御社への気持ちをプレゼンします。
  3. もちろん、これから他社への活動を始めますが:御社だけにこだわっているわけではないこと(バランス感覚)をプレゼンします。
  4. もし、内定辞退者が出た際には、お声掛けいただければ幸いです:次点者の繰り上げ当選があるときは、最初に私を思い出してくださいという意志をプレゼンします。

要するに、「もう一人必要になったら、私に連絡して!」という思いを伝えるのです。決して「勝負をここで決めよう」なんてしないこと。変に食い下がったりすると、逆にマイナスポイントになってしまいます。

通常、内定辞退者は出るものです。学生だって二股かけていることが大半ですから。結果として、採用予定数よりかなり下回れば、秋に一からセミナーからやり直す可能性がありますが、たった数名の辞退者の穴埋めに、一から求人を出して採用活動することは、コスト的にありえません。だからこそ、

「そう言えば、惜しくも不合格だった学生がいたな」
「熱意を持った次点者がいたな」

と思い出してくれるように、人事に印象付けることが大切。このアクションが、もう一度面接に呼んでくれたり、繰り上げ当選することにつながるのです。
 

2.人事に落ちた理由を電話で聞く

さて、そもそも「なぜ落ちたのだろう」。「仕方ない」と諦めるのもいいけど、「落ちた理由」だけはハッキリさせておきたい。なぜならば、
  • 他社の面接で同じミスをして落ちる
  • もし、落ちた会社の再面接に呼んでもらっても、同じミスをすればまた落ちる

ことになるからです。これではちっとも前に進まない。内定は遠い。というわけで、「落ちた理由」を一緒に考えてみよう。まず、少なくとも最終面接に辿り着いたということは、「自己PRの内容」で落ちたのではないと思う。よって、落ちた理由は、
  1. 致命的な失言をした
  2. 極度の緊張でいつもの自分を出せなかった
  3. あなたより優れた人がいた
あたりでしょうか。1なら、何となく自分で分かると思う。同じミスを繰返さなければいい。2も自分で分かるよね。緊張が原因なら、回数をこなすか、自信が出る活動をすればいい。問題は3だ。3が理由なら、失敗が理由ではないので、自分では分からない。そこで勇気を出して、「今後のためにも教えていただきたい」と、人事に電話で頼むしかないのです。

もちろん、人事も忙しいから、全く取り合ってくれないかもしれない。でも、聞かなければ分からないのだから、ダメ元だ。さらに理由が3つ目なら、悪くなかったのだから、繰上げ当選や再面接の可能性が最も高いはずだ。だからこそ、電話で熱意を伝えつつ、再び会う日に成長した自分を見せるために、「落ちた理由」をハッキリ教えてもらおう。
 

3.人事に熱意を手紙で伝える

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人事に熱意を手紙で伝える


電話で熱意を伝え、落ちた理由も尋ねつつ、さらに手紙も出しておこう。「えー?電話で伝えたのに?」と思うかもしれないけど、手紙も出した方が復活の可能性は高まる。なぜなら、電話では人事一人にしか伝えられないけど、手紙なら履歴書に添付され、電話で話した人事以外の人の目にも留まるからだ。

次点者の繰り上げ当選を決める人事は、電話で話をした人事とは限らない。電話で話した人事が、伝えたことを正確に上司に伝えてくれるかどうかも分からない。よって、手紙で熱意の伝達を補強しておくことは、非常に大切なのです。もちろん、「面接レポート」を添付するのも忘れずにね。

以上、最終面接に落ちても、できることはある。微かな復活の可能性を、少しでもアップさせる。もし復活できなくても、他社の面接突破のスキルアップに繋げる。この2点の意図を押さえてアクションすることが、肝要なのです。

※小さな会社の方が、再受験の可能性は少し高いかもしれません。なぜならば「人事担当者が一人しかいない」、イコール「その人さえ説得すればよい」からです。

※また、大きな会社ならば、潜りこんで再受験することは不可能ではないでしょう。でも、最終面接になれば結局再受験がバレます。その時に深くお詫びをしてその行為を熱意に転化できる自信があるならば、潜入再受験大作戦は必ずしも成功の可能性はゼロではありません(オススメしないけど)。

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