お礼状って、必ず書くべきなの?

お礼状
どうしても行きたい会社にはお礼状を出すことを薦める。しかし、それにはルールがある。
先日、就職活動の結果を知らせにきた学生と、不思議な話をした。かねてから希望していた会社の内定を無事獲得した。しかし彼は、嬉しいけど、釈然としないことがあるそうだ。

「その会社、筆記試験と、個人面接(20分)1回で内定だったんです」

ふむ。通常、「求める力」の有無を確認するために、数回の面接やグループディスカッション、グループワークを行うことが普通だ。確かに面接が1回のみとは珍しい。しかし、会社も意味無く内定は出さない。なんらかの吟味をしたはずである。

どんなことを話したのか、何か工夫をしたのかなどいろいろ聞いてみたが、答えは見えてこない。内容的にはコンピテンシー面接(求める力の再現性を探る面接)のようだが、たった1回で内定を出せるほどの「何か」を掴むにはあまりにも短い。彼にしても、何となく貰えた内定では、自分を見極めてもらっていない感じがして、スッキリしないのだろう。

「就職活動で仲良くなった他大の学生も受けたんですけど、彼は落ちて。学生時代の経験も、その業界や仕事の知識も、彼のほうが詳しい。人柄的にも問題は無いんですけど…」

いろいろ話し合っても、答えが出ない。結局行き着いた結論は、面接自体ではなく、「面接に対するお礼状」であった。彼には、面接が終わったらお礼状を出すようにアドバイスしていて、彼は素直に実行していたのだ。

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お礼状が、内定を獲得する上での一つのアクションプランであることは推察される。しかし、ここで注意して欲しいのは、「お礼状を出せば内定が取れるわけではない」ことだ。

「じゃあ、駄目元だけど、とりあえず出しておけということ?」

そうではない。内定獲得を目的に駄目元で出しても、たぶん駄目だと思う。
じゃあどうすれば、お礼状が内定に結びつくのか?

一緒に考えてみよう。



※次のページで、お礼とお詫びは、「すぐ」が絶対条件であることを学ぶ!