求人広告を、鵜呑みにしてはいけない
求人広告はイメージを広げるきっかけだ。でも、期待と現実が乖離しないように気をつけよう。※写真提供:FotoStyles |
「『グリーンアテンダントとは、こんな職業です。』
グリーン車内で、グリーン券の確認や発券、お客様へ列車の時刻、駅、乗換えのご案内、軽食の販売などをしていただきます。決して楽ではありませんが、やりがいのある楽しい仕事です。」
(出典:NREホームページ > リクルート > グリーンアテンダント募集)
動く車内の中でバランスをとりながら重いカートを引き、笑顔で販売している姿は、新幹線などで一度は見たことあるだろう。きつい仕事であることは間違いない。でもあえてその事実を求人広告の目立つところに書いたところが素晴らしいと思っている。
なぜ素晴らしいのか? そう、それは「マイナス面も含めて仕事の現実を記していること」にある。それが、求人広告で最も大切なことである、「RJP(Realistic Job Preview、現実主義的な仕事情報の事前提供)」である。
RJPがなぜ重要なのか、一緒に考えて行きたい。
- 応募することを臆してしまうほど、スゴイ広告。
- 「白い嘘」にまみれた求人広告は、早期退職者を増やしてしまう。
- 「悪い求人広告」を掲載している会社の、人材獲得の姿勢を見破ろう!
- 「良い求人広告」には、詳しい仕事内容が明示されている!
- 「良い求人広告」には、社長と社員の声がちゃんと響いている!
※次のページで、応募することを臆してしまうほど、スゴイ広告を見てみよう。