大学生の就職活動/就職活動での業界・企業研究

良い求人広告・悪い求人広告の見分け方 2(2ページ目)

求人広告を鵜呑みにしてはいけない。なぜなら、嘘は書かれていなくとも、悪い部分を隠しているかもしれないからだ。せめて「仕事内容を細かく丁寧に伝えようとしているか?」という観点でチェックしてみよう。

執筆者:見舘 好隆

「良い求人広告」には、詳しい仕事内容が明示されている!

オールアバウト求人ページ
インターネット関連の会社の自社ホームページ上の求人広告は、比較的良くできていることが多い。ちなみに株式会社オールアバウトの場合は…。
さて、次に「良い求人広告」の例を見てみたい。先ほど述べたとおり「マイナス面もしっかり書かれている」RJPを意識した求人広告はなかなか無い。でも「仕事内容を細かく丁寧に伝えようとしている」求人広告は、結構増えてきた。特にインターネット関連の会社の自社ホームページ上の求人広告は、比較的良くできている。考えてみれば当たり前。だって応募者も当然ネットに詳しい人が見るわけなのだ。その求職者が受験しようと思う会社の求人広告が貧相だったら、受験する気も失せてしまう。そもそも、ネットを本業とする会社が、自社ホームページ上の求人広告をしっかり作りこむ意味を、知らないはずは無いのだから。


では、このAll About(株式会社オールアバウト)の求人広告(中途採用)をみてみよう。

まず、「募集職種」(2005/9/5現在)。さっきの某大手サービス業の募集職より、当然ながらとても詳しく書かれている。そもそもAll Aboutはネット専業の会社。よって、人事や財務などスタッフ職を除けば、ほぼ全員がWEBプロデューサーと言っていい。多岐に渡っているのは当たり前なのだ。その中の一つを挙げてみる。

スポンサードサイトプロデューサー
  • 仕事内容:
    All Aboutのサイト構築型フラッグシップ商品「スポンサードサイト」のプロデュースをしていただきます。サイトテーマの設定から、ガイドのリクルーティング、マネジメント、編集視点でのコンテンツラインナップ作成、クライアントとのオリエン、コンセプトのプレゼンテーション、外部パートナーのディレクションなど、制作過程の全てにおいてプロデュース力を発揮していただく非常にやりがいのある仕事です。
  • 勤務地:東京
  • こんな方が活躍できます:
    • Web、雑誌、書籍において編集・広告制作のディレクション、プランニング経験のある方
    • HTMLスキル必須
    • 法人営業経験者、特に、広告(雑誌・新聞・情報誌・インターネット・メール上の広告)の企画・提案営業を経験された方
    • コミュニケーション力をベースに、コラボレーション、リレーションを大切にし、業務を推進していける方
    • 経験のない未知の分野に対するチャレンジ精神の旺盛な方
    • 仕事に枠を作らず、好奇心を持って仕事の範囲を広げられる方
    • 様々な機会を活かし、仕事を通じて自らを成長させたい方
スポンサードサイトとは、広告主のために特別に作ったサイトのことだ。その他カタカナが並んでいるが、中途採用ならではの「この仕事内容を理解できない人は要らん!」という姿勢は、ちょっとイマイチだなあとは思う。でも、あえて応募者を削るためにしているのであれば、その手もあるかもしれません。

あと、「こんな方が活躍できます」の欄は、あまり新卒採用には無い欄なのでピンと来ないと思うけど、中途採用の場合、あらかじめ必要なスキル・知識・スタイルを明示することはごくごく当たり前である。よって新卒のみなさんは、「ふーん、All Aboutで頑張って働けば、こんな力が習得できるんだ!こんなキモチで働けるんだ!」と読んでみてみよう。



※次のページで、「良い求人広告」には、社長と社員の声がちゃんと響いていることを知ろう!
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