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トヨタ・JAL・楽天が求める力をGETする (1)(3ページ目)

企業が求める力を獲得したいなら、とりあえず目標を作ってみよう。そして、自分も含めた課題解決のタスクにチャレンジしてみよう。そのワークをコツコツと続けることで、君の基礎力は成長するのだ。

執筆者:見舘 好隆

「経験から学ぶ力」を支える「将来の仕事への信念」とは?

将来の仕事への信念
目標達成志向がないと、前に進んだことすら気が付かない。
松尾睦さんは、「経験からの学習能力」と「仕事の信念」を以下のように整理している。

<経験からの学習能力>
  • 自分の能力に対する自信:
    「何とかなるさ!」と楽観的であり、自分に対してプライドを持っている姿勢。
  • 挑戦する姿勢:
    不確実な結果が予想されても「とりあえずやってみよう」と踏み込め、失敗をも血肉してやろうという姿勢。
  • 学習機会を追い求める姿勢:
    好奇心旺盛で、常に新しい学習機会を探索する姿勢。
  • 柔軟性:
    フィードバックを求め、フィードバックを受け入れる姿勢。批判に対してもオープン。

<仕事の信念>
  • 目標達成志向:
    努力の方向性や量・持続性を支える。つまり、目標達成へのモチベーションを向上させるキモチ。
  • 顧客志向(今回自らの問題解決と仮定するので、「問題解決志向」と呼ぶ):
    問題解決に必要な情報処理量を増やす。つまり、新しい知識やスキルを獲得することを促進するキモチ

まとめると以下の表となる。

仕事の信念

この中で、「経験からの学習能力」は、これから身につけようとしている「社会人基礎力」に類するもので、そもそもそんな簡単に身につくものではない。よってある程度意識できるのは「仕事の信念」の方である。

例えば「目標達成志向」は、獲得したい「社会人基礎力」の目標をとりあえず作ればいい。そして「問題解決志向」は、そもそも大海の如く溢れんばかりの「自らの将来へのヒント」を今から増やすことで自らの将来への問題を解決したいはず。

そもそも、「目標達成志向」があるから、「問題解決志向」があるから、この記事を読んでいるはずだ。

よって、次のページよりその「将来の仕事への信念」をカタチにしていきたいと思う。


※次のページで、君の「前に踏み出す力」のレベルをチェックせよ!

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