大学生の就職活動/就職活動の準備

大学生よ 機会によって自らを変えよ(6ページ目)

やりたいことを見つけるのは、確かに大変。でも、見つけるためには「機会」が無くてはいけない。よって、そんな好ましい「機会」を得るためには、自ら具体的に行動しなくてはいけないんだ!

執筆者:見舘 好隆

手軽な「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変える」努力

例えば、自宅から学校(会社・バイト先)への道順。いつもと違う経路を辿ってみよう。少々電車賃が高くなってもいい。普段乗らないバスに乗ってもいい。わざと一つ前の駅で降りて歩いてみてもいい。とにかく変えてみてください。

もしかしたら、お洒落な雑貨屋が見つかるかもしれない。趣味が合う古本屋に出会うかもしれない。とても美味しいお好み焼き屋を見つけるかもしれない。気に入った景色や、可愛い野良猫に出会うかもしれない。

一つ一つは些細なことかもしれないけど。それぞれが「自ら創り出した機会」です。それによって「自らを変える」かどうかは、自分次第。


例えば、話をする相手。いつも同じ友達ばかりじゃ、新しい機会は生まれにくい。友達に知らない人を連れて来てもらうように頼んでみよう。もちろん、今まで面倒くさくて会わなかった人とも会ってみよう。とにかく、年齢性別職業問わず、いろんな人と会ってみよう。美容院でも、バイト先でも、行きつけの食堂でも、旅先の旅館の店員でも、誰でもいいから話しかけてみよう。

もしかしたら、面白い本や映画を教えてくれるかもしれない。美味しいタイ料理屋を教えてくれるかもしれない。とても笑えるネタ、とても感動できるネタを教えてくれるかもしれない。社会人なら、自分の話し方や礼儀などで悪いところを指摘してくれるかもしれない。社会常識を教えてくれるかもしれない。

一つ一つは些細なこと。でもその「自ら創り出した機会」がきっかけになって、「やりたい仕事」が見つかる可能性は上がるはず。それに気がつくかは、自分次第。


簡単な例として、道順と人を例に挙げたけど、まだまだたくさんあるはず。「計画された偶発性」を生み出す努力は、そんなに難しくない。少しだけの
    • 好奇心
    • 持続力
    • 柔軟性
    • 身軽さ(楽観的に考える)
    • 勇気(リスクテーキング・少しのロスを恐れないこと)
が、あればいい。

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」


この言葉、みなさんの手帳に、メモっておいて下さいね。
決して裏切らない言葉ですよ。


※心理学者ジェラットも「積極的不確実性」として発表しています。
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