大学生の就職活動/就職活動での業界・企業研究

店舗訪問するときの服装について(2ページ目)

私服で行くということはつまり「客のフリ」をすること。私服ならではの情報収集を実行しよう。スーツはスーツのメリットがある。スーツならではのメリット(名刺ゲットなど)を実行せよ。

執筆者:見舘 好隆

会社を吟味するなら私服、人脈作りならスーツ!

まず社会常識。自分が何者か明らかにし、相手に時間を取ってもらう行為(先輩訪問など)なら、必ずスーツを着なくてはいけません。それがマナー。よって、店員に取材をする場合は、スーツを着ることになります。

逆に「あくまでも客の視点で、会社研究をしたい」なら、私服になります。

というわけで、まとめるとこうなります。

    • 【私服を着るなら】
      つまり「客のフリ」です。気楽に、思いついた時に行動を起こせて、特に勇気も要らないので便利です。メリットは「リアルな接客を経験できること」。本当に働きたいと思える会社かどうかを確認することにもなります。ただし、「人脈作り(ネットワーキング)」には繋がりません
       
    • 【スーツを着るなら】
      就職活動が目的あることを伝え、いろいろ取材をするなら、当然スーツです。勇気は必要ですが、こちらの方がメリットは大きい。それは「名刺がもらえて店員さんと知り合いになれること」。他の社員を紹介してもらったり、その人があなたに好印象を持てば、口コミでそれが人事に伝わるかもしれない。ようするに「人脈作り(ネットワーキング)」に繋がるからです。


つまり店舗訪問の目的が、「会社の吟味」なのか、「ネットワーキング」なのかの、問題なのです。

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