大学生の就職活動/就職活動の準備

内定に導く就活ネットワーキングのコツ(5ページ目)

みなさんが持っていなくて、社会人が持っているもの「社会経験」「人脈」。その価値を把握し、全力を尽くして手に入れよう。手に入れるためにも、「名刺」を作っておきましょう。

執筆者:見舘 好隆

社会人の「人脈=名刺」をゲットせよ!

では、社会人の「人脈=名刺」をどうやってゲットすればいいのでしょうか?

これはそんなに難しくない。
    • 名刺を作って、社会人のごとく名刺交換する。
       
    • もし、名刺を忘れた場合は、しっかり自己紹介と目的を述べて、「お名刺を頂けませんか?」と言えばくれます。
結構簡単です。

「えー!就職活動のために、名刺を作るんですか?」と思う人もいるでしょう。でも、
    • 名刺を持っているほうが、圧倒的にもらいやすい。
       
    • 君の名刺を渡さなければ、君の連絡先が分からない。
ことを考えると、たった2000円前後の投資をケチる理由はありません。特に後者が重要。相手が君の力になろうと思ったときに、君の連絡先が分からないなんて、「ネットワーキング」の意味が無いからね。


さて問題は、「会いたいときに、会ってくれるか」です。

自分「プレゼン」術『自分「プレゼン」術』の中で藤原和博さんが「印象残る名刺」を書いています。

その名刺、私も持っています。それは以前私が頂戴した藤原さんの名刺です。

藤原さんの名刺の表面には、透明な樹脂の「点字」が貼ってあります。藤原さんいわく、「最初に話すネタに困らない」「メッセージをこめることができる」そして「相手の印象に残る」そうです。確かに、点字付の名刺であれば「へえ」と相手は興味を向けるでしょうし、点字を貼った理由を通してメッセージも伝えることができます。結果、相手の印象に残る。

社会人はたくさん名刺をもらいますから、印象に残らなければすぐ忘れます。私も一定期間活用しなかった名刺は捨てます。せっかく名刺を渡しても、相手が「誰だっけ?」となって、スムースにアポが取れなくなります。これは良くない。


「じゃあ、私も点字を貼ればいいの?」 そんなに難しく考える必要はありません。

次のページで「印象に残る名刺の作り方」を伝授します!
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