自己分析なんか辞めて、試してみる!
「自己分析」とは一般的に、「やりたいこと」「できること」「すべきこと」を内省しながら言葉にしていく作業だが、学生のみなさんにとってはとても難しい。なぜなら棚卸をするほど「自己PRネタ」が貯まっていないことが多いからだ。もちろん思いつかないだけ・言葉にできないだけかもしれない。しかし、考えるばかりでは時間だけが浪費され、どんどん追い詰められる。じゃあ、どうすればいいのか。
「自分が本当に何をしたいのかを知るには、これはと思うものを実際に試してみるしかないのだ。当然のことながら、ほとんどの人は未知の領域にいきなり飛び込むのを嫌う。我々は自分の夢を試してみなければならない。さもなければ、いつまでも夢のままで終わってしまう。」(出典:『計画しても“第二のキャリア”は成功しない』ハーミニア・イバーラ)
そう、「試してみる」のだ。
今までの自分と照らし合わせても、絶対結びつかない会社の説明会に行ってみよう。今までの自分だったら絶対に会わなかった先輩に一度会ってみよう。
話を聞いてみれば「その仕事、やってみたい!」と思うかもしれない。
「へえ。その仕事ならできそうだ!」と今まで言葉にできなかった「できること」に辿り着けるかもしれない。
「なるほど、その仕事の意義、気に入ったよ!」と自分のやるべきことに出会えるかもしれない。
「事務系しかない」など、根拠も無く決めつけるのはよくない。
悩んで動かないことが一番まずい。
そもそも機会が無ければ何も思いつかないのだから。
※次のページで、知り合いに相談することを辞めて、初めて出会う人に聞いてみる!