『利益』があるところ『お金』あり?
『利益』とはいったいどのようなものなのか、その詳細は以前の記事をご参照いただけば良いかと思いますが、要するに「もうけ」のこと。100円で仕入れたものを150円で売れば、差し引き50円が「利益」となるわけです。
この流れを、前のページの社長をはじめとして、経理にあまり馴染みのない人々が考えると、次のようになるかと思います。
この例のとおり考えると、やはり、利益の分だけお金が増えて当たり前のように思えますよね。 |
- 最初に会社は100円お金を持っている。
(現金残高 100円) - 仕入先から100円のものを仕入れて、代金を支払う。
(現金残高 100-100= 0円) - 得意先にその商品を150円で売り、代金をもらう。
(現金残高 0+150= 150円) - そんなわけで、会社には150円あるはずじゃ!
これら一連の取引で、最初に持っていた100円に加えて、利益相当の50円が加わった150円が手元に残る。
たしかに、そのとおりになっても良いような気がします。