レッツ分析&実務反映
経営分析は何のためにするかといえば、実際の経営に活かすため。
分析にとどまらず、実務へのフィードバックを心がけるようにしましょう。

以前の記事で経営分析の指標のひとつ「ROA」をご紹介しました。
あなたの会社の「ROA」はいかがだったでしょうか?
高い水準で推移している会社もあれば、年々なぜか減少傾向にある会社、あるいはそうでなくても同業他社より低い水準にとどまっている会社、様々あるかと思います。

現状が分かったのならば、その分析をし、場合によっては対策を打っていかなければなりません。
ROAが低い水準の会社は分析することにより、自社の弱い点を探し出して何らかの手を打つことが出来るのはもちろんのこと、高い水準にある会社も「自社の強み」を知ることにより、その強みを維持し、さらにより強固にすべく対策を打つことが出来るでしょう。

「ROA」の算式を再確認してみると……?


さて、現状を分析するにあたって「ROA」とは一体どのような要素から構成されている指標だったのか、再確認してみましょう。
「ROA」の公式は、
「ROA」=(経常利益÷総資産)×100
でしたよね。
最後の「×100」の部分は「ROA」を百分率(%)で表示するためのものですので、あまり気にする必要はないでしょう。
と、すれば2つの要素、つまり「経常利益」と「総資産」が重要だということが分かるはず。
「ROA」を上げるためには「経常利益」を増やす、あるいは「総資産」を減らすことが必要であることが、この算式から読み取ることが出来るでしょう。

次のページから、具体的に「経常利益を増やす方法」「総資産を減らす方法」を検討していきましょう。

ではまず、次のページで「経常利益を増やす方法」からご紹介します!