3月12日(水)
会話が楽しいデイサービス
最後の実習はデイサービス(通所介護)の見学。私が行ったのは、「地域ケアプラザ」という単独型のデイサービス。1日に40人ほどの来所者があるデイだ。
デイサービスには何か所か取材に行ったことがあるけれど、わりと若い、声が大きくて元気の良いスタッフが多い、というイメージがあった。でもそのデイは、見た感じ20代後半から30代のスタッフが多く、ちょっと落ち着いたムード。
来所者は、車イスの方や片マヒの方、痴呆の方もいたけれど、わりと元気な方が多かった。和やかにおしゃべりをしたりしていて、来所者同士の交流も活発。体操をやれば、ほぼ全員ができる範囲でしっかり体を動かすという(そんなところは過去あまり見たことがない)、何ともいい雰囲気のデイだった。
食事は、施設内の厨房で作った熱々のものを供していて、とてもおいしそう! 利用者も、配膳すると待ちかねたようにパクパク。みな、お箸が進んでいた。
私はお茶出しをしたり、食事の配膳をしたり、お風呂上がりのドライヤーかけをしたり。ドライヤーをかけながら「今日のお風呂は桃の湯だったそうですね。香りはしましたか」とかなんとか、話しかけると、「いい匂いだった」「色だけだった」などなど、いろいろな反応があり、そこから話が続いて楽しかった。
デイを経験して、介護初心者の私は、会話が成り立つ方々相手でないと、まともな対応ができないんだなぁと、しみじみ思った(と言っても、その時だって、まともな対応ができていたかどうかは疑問だけど)。
このデイで、すべての実習が終了! いよいよ修了証請求だ。
次は講座選びは正解だった!