どんな仕事なの?

訪問介護のホームヘルパー
高齢者や心身に障害のある人が、自宅で自立して暮らすためのサポートを行う。掃除や買い物、調理の援助など、生活支援的な業務と、おむつ交換や食事介助、体位交換など、身体介護的な業務がある。

登録制(非常勤)ホームヘルパーは自宅から利用者宅へ直行直帰というケースが多い。勤務は週1回、1時間からでもOKとしている介護事業者もあり、空き時間だけ働きたいという主婦に人気。しかし、たとえば1日2時間の勤務と思っても、朝9時からと夕方5時から各1時間の訪問介護を任され、実質1日拘束されるというケースもあり、事前に事業者とよく相談することが必要だ。

また、事業者によっては、「巡回型」と呼ばれる、おむつ交換や体位交換のために15分~30分単位で利用者宅を訪問する仕事もある。巡回型の場合、夜勤もある。こちらは常勤や正社員での雇用も多い。

常勤や正社員のホームヘルパーは、困難ケースを担当したり、非常勤ヘルパーが病欠した際に代わりの訪問したり、非常勤よりは責任の重い仕事を任される。利用者宅でのサービスが入っていない時間帯は、事務所で待機しながら事務処理を行うこともある。

掃除
訪問介護のヘルパーとしての仕事は、掃除や買い物などの生活支援、おむつ交換や食事介助などの身体介護と、ヘルパー2級、介護福祉士と変わらない。しかし、資格により時給に差が付く場合もある
利用者宅に行って訪問介護を行う場合、仕事内容はホームヘルパー2級修了者と変わらない。しかし1級修了者は、2級よりは常勤や正社員で雇用してもらいやすい。また、ホームヘルパー2級修了者であれば3年の実務経験がないとなれない「サービス提供責任者」に、実務経験がなくてもなることができる。「サービス提供責任者」とは、利用者宅を訪問するホームヘルパーを指導・統括する仕事である。

●特別養護老人ホーム、老人保健施設などの施設介護
着替えや話し相手など、施設で暮らす高齢者の日常の身の回りの世話から、入浴介助、おむつ交換などの身体介護的な業務まで全般にわたって行う。勤務は早番、日勤、夜勤の3交替制が多い。

グループホーム
家庭的な雰囲気の中で、認知症(痴呆)高齢者と一緒に料理をしたり日常生活を営むほか、入浴介助、食事介助など、身の回りのケアを行う。夜間の対応は、介護保険制度上は夜勤(=仮眠時間以外はケアにあたる)ではなく、宿直(=原則睡眠をとり、非常時のみ対応)となっているが、実態は夜勤に近い。

デイサービスセンター
来所した高齢者の話し相手、食事介助、トイレ介助、レクリエーションの運営、送迎業務(ワゴン車の運転)などを行う。利用者は比較的軽介護の高齢者が多く、日勤だけで夜勤がないため、他業界からの転職者、未経験者も働きやすい。

療養型などの病院
看護助手、ケアワーカーとして、おむつ交換や食事介助、洗髪、入浴介助など、病院における介護的な業務を担う。

●身体障害者更生施設などの障害者施設
指導員として、障害者の生活指導や職業訓練のサポートを行う。ただしこうした職場では、資格は特に求められていないケースが多い。

※施設での採用も、1級修了者は2級よりは常勤や正社員で雇用されやすいと思われるが、介護福祉士のほうがアピール度は高い。

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