「実務者研修」とは?

女性が勉強している姿

自己学習中

介護の現場に携わり自信がついてくると、「介護福祉士」を目指したいと思うようになります。受験を通して上級技術や知識の習得はもちろん、介護福祉士資格に対する手当や給与変動がある事業所が増えてきていますし、転職やキャリアアップの面でも有利に働くことが多いからです。その介護福祉士にふさわしい知識と技術の習得を目的とした講習が「実務者研修」であり、1~2年の介護経験が積まれていることを前提とした内容になっており、我流で身に付いた癖などを振り返る機会にもなります。

基本的な研修の流れとしては、前半3ヶ月は教科書やDVDなどの教材をもとにした自宅学習、後半3ヶ月はスクーリングによる実技演習を合わせた6ヶ月以上のカリキュラムです。

・初任者研修を受ける?受けない?
初任者研修を修了した人は実務者研修の受講時間が450時間から320時間に短縮され、その分の受講料も免除となります。初任者研修を受講せずに実務者研修から受講することも可能ではありますが(費用面ではその方が安いですが)、自宅学習の課題やスクーリングの内容が応用レベルになっており、初心者の方にはハードルが高いと思います。資格を取る前に現場経験を先行している方なら現実的な選択だと思います。

試験を受けている女性

国家試験受験中

ちなみに介護福祉士国家試験は、実務者研修が導入されることで2次の実技試験がなくなります。制度の移行期が過ぎ皆さんが受験されるころには、1次のペーパー試験のみとなっています。

新しくなった研修制度、「介護職員初任者研修」と「介護福祉士実務者研修」の概要を説明しました。現在は新旧の資格制度が切り替わったばかりの過渡期で、特に初めての方は混乱されることも多いと思うので、本記事でしっかり情報を整理していただければと思います。またステップが整理されただけでなく、内容面でも大幅な向上が図られていますので、介護の世界に興味のある方はぜひ最初の一歩を踏み出してみてください。

※下記記事でも制度変更の経緯、より詳しい研修内容に触れています

初任者研修・実務者研修、どう変わる?
http://allabout.co.jp/gm/gc/390096/
新しくなった「初任者研修」のポイントと学校の選び方
http://allabout.co.jp/gm/gc/440328/


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