特定保健指導で行う初回面接の流れ

面談のはじめ
面談の初めに注意したいことは、対象者をねぎらい、感謝の気持ちをこめて接すること。面談に来ることが嫌だったことも考えられます。
管理栄養士が担当する業務は所属先、委託内容によりさまざまです。今回は「動機づけ支援」Aさんを例に、面接の始まりから目標設定までの流れをご紹介します。

■Aさん(50歳・男性)の例
170cm  76kg  腹囲 88cm  中性脂肪160mg/dl  喫煙歴なし 
「動機づけ支援」

■面談の導入
あいさつをして対象者を迎え、担当する管理栄養士として名前を名のり、面談の目的や時間などを伝えます。どのような話ができれば来てよかったと思ってもらえるかを、対象者中心に考えて尋ねます。

対象者は体重が増えてきたことが気になっていたので、食生活について話が聞きたいという要望。管理栄養士は健診結果を説明して生活習慣病との関連を話します。内臓型肥満、生活習慣病との関わりをパンフレットなどの資料を用いて説明します。

「普段、健康のためにどのようなことを心がけていますか?」「食事はどこで食べることが多いですか?」など、話をしながら対象者の生活習慣を探っていきます。対象者が答えたことからまた質問して引き出していきます。話しながら対象者の情報収集や、意欲の確認をします。

●話しやすい環境をつくり、信頼関係の構築を心がけます。

●対象者からどれだけ情報が得られるかがポイントになります。前もって質問表に書いてもらうとよいでしょう。日常の生活状況(起床、朝食、出勤状況、昼食、帰宅、夕食、就寝、間食、飲食)と健診結果のデータとをあわせて話をしていくと、問題点が浮き彫りになってくるので、対象者が気がつくきっかけになるでしょう。

次のページではアセスメント・気づきの促しをご紹介します!