みなさん、コンサルタントの仕事内容はイメージできていますか?この記事は、コンサルタントの仕事内容がイメージしずらいという方むけに、私なりに仕事内容を解説してみたものです。
ITプロジェクトの進み方とコンサルタントの役割について解説しています。(第3回)
モチーフとなっているのはIT導入のコンサルティングです。たとえば、「コンサルのプロジェクト事例に迫る」で扱っているような、全社的なSCM改革を行い、需要予測の精度と調整周期をきめ細かいものにし、商品の売れ残りを減らす、というようなテーマで、最終的にはERPを導入するといったケースを想定しています。このようなプロジェクトでは、だいたいつぎの4つのフェーズにわかれるのが一般的です。
企画・戦略フェーズ → 業務設計フェーズ → システム構築・導入フェーズ → 定着フェーズ
連載第3回は、「システム構築・導入フェーズ」について仕事内容を解説したいと思います。
連載の1回、2回目を読んでいない方は、全体がつかめないと思いますので、ぜひこちらの記事をよんでいただきますようお願いします。
第1回 SCM改革プロジェクトはこう進む(企画・戦略フェーズ)
第2回 プロジェクトはこう進む(業務設計)
※以下の記述は一般的なプロジェクトの進め方の例示です。必ずしもすべての会社で次のようなアプローチを取っているわけではありませんので、あらかじめご承知おきください。