コンサルタントの役職と役割 シリーズ2回目
さて、前回にひきつづきまして、コンサルタントの役職と役割について解説しようと思います。前回は、基本的なキャリアパスに関すること、絶対評価ということについてを解説しました。アナリストの仕事についても、求められる役割や、必要なスキルについて書きました。
2回目の今回は、「コンサルタント」に関する解説です。
「コンサルタント」のポジションは、中途で転職される方にとっては、とくによく理解すべきだと思います。というのも、中途で入社すると、まずはこのポジションからの採用が一般的だからです。よって、すこし詳しく解説したいと思います。
特定問題を解決する「コンサルタント」
「コンサルタント」はプロジェクトの大車輪として、一人で動くことも多くなり、報告書の作成も担当するなど、活躍の範囲が広くなってくるポジションです。中途採用の場合、30代手前のひとの採用は、おそらくこの「コンサルタント」ポジションからのスタートとなるはずです。
そのため、即戦力を期待され、なかなか大変だともいえます。
会社によっては、別の呼び方、「シニアアナリスト」、「シニアアソシエート」とよばれることもあるが、役どころは同じです。
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