コンサルタントになる本当のメリット
コンサルタントになって、本当に魅力的なのは、若くしても責任のあるポジションを任せてもらえるということだと思います。中途で入社して、2~3年の経験を積めば、「マネージャー」と呼ばれるクラスに昇進することができます。マネージャーというのは、プロジェクトの責任者のことで、ひとつのプロジェクトを率いて、お客さんに成果物を納品します。コンサルティングのプロジェクトひとつに丸ごと責任を負うわけで、マネージャーがこなせれば、一人前のコンサルタント、ということができます。
「私が貴社のプロジェクトを担当します」と自己紹介し、お客さんの経営者に正面から立ち向かいます。チームを率いて、困難な問題を解決し、最後には、プレゼンを行い提言します。まさに花形です。
そうしたレベルに、入社数年で到達できるチャンスがあります。もちろん、一筋縄ではいきませんし、常にチャレンジの連続です。高い緊張レベルで、限界ギリギリの成長を要求されます。自分で考え、自分で行動し、問題を解決するプロフェッショナルな姿勢が要求されます。
もちろん、要求されたレベルに到達しなければクビも覚悟しなければいけません。しかし、そういう環境に身を置くことで、自分の可能性を最大限に広げることが出来るのではないかと思います。この経験と自己成長と手に入れることができるのが、いちばんの魅力だと思います。高額の報酬は、プロフェッショナルへのささやかなご褒美です。
27歳のマネージャー
私が知る後輩に、新卒で入社5年目、27歳でマネージャーに昇進した人がいます。給与は1200万円ちょっとという話です。他の業界で、27歳という若さでは、なにができるでしょうか? 一概に言うのは危険ですが、その責任範囲や権限は限られたもので、閉塞感を感じるひとも多いのではないでしょうか?コンサルティング会社では、若くても出来るひとにはチャンスと報酬が与えられます。優秀であれば、限りないキャリアアップの機会が与えられています。ぜひ、チャレンジしてほしいと思います。
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